怨み籠の密室 (双葉文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575524451

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  • 大学生の飛渡優哉が4歳まで両親と暮らした村を訪れた時、止まっていた時間が動き出す。冷淡な伯父や村人からの死の予言、起こる連続殺人事件…。
    首吊り自殺に見せかけた密室の謎解きということで今巻はやり過ぎトリック控えめかと思ったら、これがなかなか大掛かりw
    神社の首無し死体消失トリックはミステリー好きなら予想可能。
    あっと驚くのに十分な衝撃の真犯人。見立て云々はやり過ぎな気もするけど動機はよく分かる。
    ドロドロした暗い影を落とす人間関係の中、優哉に向ける探偵・海老原の心強い優しさがこもる言葉が残す余韻が好きだな。

  • 2021/02/14読了

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果たす。2015年、『扼殺のロンド』(双葉社)で第6回「駅の中の本屋さんが選んだエキナカ書店大賞」を受賞。スケールの大きなトリックと、どんでん返しを得意とする。趣味はリバーカヤックと散歩。ビールが大好物!主な著書に『怨み籠の密室』(双葉社)、『ブラッド・ブレイン1~3』(講談社)、『モノクローム・レクイエム』(徳間書店)、『愚者の決断——浜中刑事の杞憂』(南雲堂)など。

「2022年 『仮面の復讐者 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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