京都寺町三条のホームズ(16)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/前編 (双葉文庫)
- 双葉社 (2021年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575524567
作品紹介・あらすじ
大学に入学して二度目の冬。葵は家頭邸で、円生の作品の展覧会をすることになった。
なかなか良いアイデアが浮かばず、動けずいた葵だが、そんななか、京都市北区役所から
葵たち学生に「『船岡山エリア』を活性化させるための手伝いをしてほしい」という申し出がくる。
一方、清貴のところに、祇園で地下クラブを経営する敦子から、「自分の華道教室に通う生徒の婚約者の浮気調査」という、妙な依頼が舞い込む……大人気シリーズ、16弾!
感想・レビュー・書評
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京都の船岡山エリアに行きたくなるようなワクワクする描写です。
葵ちゃんの真っ直ぐに悩んで成長している場面はとても応援したくなります。
今回はガラス工芸も登場し、ますます美術品の幅が広がり、また登場人物も広がってきてきます。
梶山家問題の決着はサラッとしていたのですが感動してしまいました。
早く円生さんの美術展が観たいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年3月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ16作目。長〜いタイトルの通りのお話で、特に大きな事件が起こるでもなく、前後編仕立てにした意味あるんやろうかと思って読んでました。後編が楽しみです。
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最後、ページに余裕があったから余裕を持って読んでいたら「エーッ!まさか、ここで終わり…(゚A゚;)!?」次の巻が出るのを待てば良かったかな~(-_-;)でも番外編も面白かった(*^-^*)♪
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タイトル通り、円正の展覧会メインの話かと思いきや、「京もっと」の活動と、それに伴う春彦の話や、香織の心模様メインといった感じ。忘れる前に後編希望。
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キャラクター達がキャッキャと騒ぐのが実に楽しく、微笑ましい。京都のあちこちも見られ、実際に行ってないにも関わらず観光をした気分になれる。さて、今回のトラブルが後半にどう活かされるか、楽しみである。
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4.2
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後編も気になる。
京都に行きたくなる。