後宮の百花輪(1) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 169
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575524994

作品紹介・あらすじ

百花輪の儀。それは華信国の一領四州よりそれぞれの代表となる貴妃を後宮に迎え、皇帝よりもっとも寵愛を受けた一人が次期皇后に選ばれる儀式だ。後宮に憧れる武術家の娘・明羽は、拳法と“声詠み”の力を駆使し、北狼州代表の來梨姫の侍女として後宮入りするが、二人は数々の事件に巻き込まれて!? 絢爛豪華な中華後宮譚、開幕!

感想・レビュー・書評

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  •  最後に一巻を読むことになるとは(-"-;A ...アセアセ

     意外に読めてしまうのですね。

     ですが、これで流れがわかりましたぁ!

  • 挫折しました。

  • 正直前半はあまり読んでいて楽しくはなかった。
    事件が起き始めたところから楽しくなってくる。
    後半は読む手が止まらなかった。
    続編を買おうか検討中。

  • この人の作品は大好きだったのに、なぜかこの本は積まれていたのです。でも、読み友さんの投稿を見て読んでみたら、やっぱりおもしろい。第一章から引き込まれました。ただ、もっとふんわりしたお話かと思っていたら、途中で侍女が殺されることになってびっくりしました。続きが楽しみです。
    それにしても、未明宮は随分有利な気がするんだけど、、

  • 明羽は凄い才能がありながら普通の子。地道に努力する姿に好感が持てます。
    後宮ならではの駆け引きや陰謀があって、謎解きや恋などの要素も盛りだくさん。
    丁寧に書かれているので凄くしっかりした内容になっていて楽しめました。

  • ハズレ貴妃とまで呼ばれる主人公の主。そのあまりの頼りなさに最初はやきもきとさせられるが、少しずつ変わろうとするその姿は健気で愛しい。ここから彼女が、主人公が、どう変わっていくのか楽しみ。

  • すごく内容が良くおもしろくて時間を忘れて
    あっといい間に読み上げてしまった

  • 周りの貴妃様たちは優秀な方ぞろいで、主人公の主はイマイチというパターン。
    心根がとても優しいとか、どこまでもお人好しとか、そういうところも特にない。ほんとにパッとしない。
    けど、ここからどうもっていくのか楽しみ。

  • 2021.11.23読了

  •  武道家の娘として産まれたが、父が亡くなり武道の道を絶たれ、兄嫁のいびりと庇わない兄に嫌気が刺し、後宮での侍女の公募に勝ち残る明羽。そんな明羽には道具の声が聞こえる能力を持っていた。相棒の翡翠の佩玉の白眉と共に後宮の頂点に立つ「百花輪の儀」に自分の仕える姫を立たせるべく奮闘する事になり…

     兄嫁のいびりが凄まじく、家事や雑用は全て明羽の仕事。自分の部屋はボロ小屋で後宮行きを望むのは解らないでもないけれど、それはそれで地獄の日々なのは切なかったです。
     明羽の主人も夢見がちで何の特技も持たず、更に誰からも必要とされなかった為に極度の引っ込み思案。どんどん悪条件が重なってハラハラしましたが、明羽の勝気な性格と白眉の助けで徐々に前向きになれたのはホッとしました。
     
     過去にトラウマから男性恐怖症があった明羽と、美貌故に女性にトラウマを持つエリート官僚の李鷗のコンビも今後に期待です。

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著者プロフィール

1983年兵庫県生まれ。2007年に第14回電撃小説大賞銀賞を受賞し、『under 異界ノスタルジア』でデビュー。真っ直ぐで透明感のある文章、高い構成力が魅力の注目作家。他の著作に、「花魁さんと書道ガール」シリーズ、『雪には雪のなりたい白さがある』『フルーツパーラーにはない果物』『今日も君は、約束の旅に出る』『わたしたち、何者にもなれなかった』などがある。

「2021年 『パンダより恋が苦手な私たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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