風神雷神ー若さま同心徳川竜之助(10) (双葉文庫) (双葉文庫 か 29-10 若さま同心徳川竜之助)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 118
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664355

作品紹介・あらすじ

柳生全九郎に左手を斬り落とされた徳川竜之助は、さびぬきのお寅の家で、お寅やお佐紀に看病され治療に専念していた。そんな時、日本橋の老舗の飴屋・小田原屋の隠居が殺されるという事件が起きた。下手人は妾のおきたと思われたが、竜之助は岡っ引きの文治の話を聞くだけで真犯人に迫っていく。大好評シリーズ第十弾。

感想・レビュー・書評

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  • 全九郎に左手を切られた竜之助。
    全九郎の凄まじい切り口が幸いしてか、御典医も加わりどうにか左手はついたものの、同じようには一生戻らない。

    寝たきりで養生をする間も、事件は起こり竜之助も床の中から推理で協力。

    そんななか、全九郎は抑え込んでいた記憶のかなたから、幼い頃の面影をつなぎ合わせ、小さい頃いた尾張藩下屋敷に潜入する。

  • 前作を読んだばかりだったので読みやすかった。
    それほどの捕り物ではないけど、いい感じだった。

  • 2016.7.15

  • ますます気になる全九郎の今後。

  • お気に入りの作家を見つけ、好きそうなシリーズに出会ったときは幸せです
    13冊のシリーズの第10巻!(読むのは2冊目)

    あらら・・・主人公が腕を切り落とされてら

  • 若さま同心 徳川竜之介シリーズの第10弾。
    若さまの左手を切り落とした柳生全九郎くんが徳川の人間であることがわかったし、若さまと心が通じ合いそうだったので一緒に大きな闇と戦うのかと思ったら、全九郎くんはあっさり殺されてしまいました。
    江戸の町ナカで起こる事件同様、こっちもサクサク話が進むのですね…。

  • シリーズの10巻目から読むことになってしまった。
    けれど、面白い!!!
    登場人物が、イキイキと魅力的じゃないですか。
    途中からなのに、初心者なのに、全然置いてきぼり感が無い!
    こういうのだと、1巻から読んでみようかと思う。

    ラストでは、涙ぐんだ。

  • 風神雷神かあ。次の展開を期待させる終わり方であった。

  • 第十弾
    短編の事件に、徳川竜之助に纏わる謎が進行していく。
    風鳴の剣と雷鳴の剣、柳生全九郎の父は尾張柳生か
    江戸末期、今後どのように進んでいくのか

  • 3/15-3/17

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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