ゲッターロボ (2) (双葉文庫―名作シリーズ)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575723731

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  •  本作武蔵の最期に絶句、

     TV版ラスト(真ゲッターではない)は、コマンドマシンから武蔵は脱出を試みるが適わず、意に副わぬまま移動戦艦ダイへの特攻と同じ結果を招来。そして制御不能となったダイが、恐竜帝国の勝利の祝宴会場に踏み込み、慌てふためくゴールら恐竜帝国幹部を踏み潰すというもの。

     つまり、武蔵の最期にしろ、勝利に酔いしれるゴールの最期にしろ、戦とはこんなにも格好悪いものなのだという戦争揶揄の描写に溢れる。

     一方、漫画版ラストは、仲間に見捨てられ、百鬼帝国に愚かにも刺殺されたものの、武人の生き様を全うしたゴール。
     まるで武蔵坊弁慶の仁王立ちのような武蔵の最期。

     同じストーリーラインにもかかわらず、余りに対照的な二つ。上原正三とDプロの作風の違いを雄弁に語っている。

  • ドワォオ

  • 敷島博士とぜひ結婚したいんですがああいう殿方どこかにいませんかね

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著者プロフィール

『デビルマン』のほか『マジンガーZ』『ハレンチ学園』『凄ノ王』『キューティハニー』『激マン』などギャグからSFにまで至る、多彩かつ膨大な作品によって、後続のクリエイターに多大な影響を及ぼし、今なお現役で描き続ける巨匠。多くの作品が映像化されているが、海外でも放送された『マジンガー』シリーズ等々により、外国人のファンも多い。

「2016年 『サイボーグ009 VS デビルマン -BREAKDOWN-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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