- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575844740
感想・レビュー・書評
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大澄剛氏の作品『千代に八千代に(2014)』を読んでみた。 やっぱ・・・大澄剛氏が描く・・・ 女性キャラの表情は愛おしいっすねー。 そして、素晴らしいストーリー。
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表題作がヤバすぎて笑った。まじでこの作家さん苦手かも。
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2017年5月26日に紹介されました!
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各教科を題材に、登場人物が少しずつ重なり合わせながらの連作短編集。高校時代の国語の先生と付き合っている千代さん。彼からの誕生日プレゼントのチョイスに頭を悩ませるも、その答えは。あるいはよく行く駄菓子屋のお姉さんが話してくれた、円周率に、暮らしの全てが、すべての人が、宇宙の真理が含まれているというエピソード、雨粒がどうして当たっても痛くないのかから、いつまでも変わらずにはいられない、と優しく諭してくれる理科好きの幼馴染。思春期の戸惑いや持って行きようのない気持ちをすくい取り、 また大人だって子供が思うほど大人ではないと、暖かく照らしてくれるような。
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よく見る連作短編なのだが、ひとりとして悪人も駄目な人もいない、いわゆるやさしいせかい。
絵柄もやさしい。 -
なにか、思ったものと、違いました。
話は丁寧に作り込まれていますし、散りばめられた短編集は美しいものです。が、なんというか……期待値が高過ぎた? -
恋愛連作短編集。各話のメインキャラ達が、他の短編では脇役として登場していたりして、話が微妙に繋がっている。そこに無理がなく、小さな世界がだんだんと大きな世界(それでも小さなどこかの町程度ではあるが)になっていく。
どこか文学的な香りが漂う世界観に、少し古めかしい柔らかいタッチ。とても素晴らしい一冊だった。
個人的に、川上弘美の「どこから行っても遠い町」を思い起こさせる一冊だった(そちらも素晴らしい一冊)。 -
恋愛系のオムニバス?
表題作がよかったけど、ほかのも良作ぞろいでした。 -
タイトルも画も好きだけど章がおしゃれです
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今回は双葉社から、学校で習う教科をテーマにした連作短篇集出来。過去2作の勢いとはまた趣を異にして、少し落ち着いた感じに。
国語と手芸で、算数・理科・英語をうまくコーティングした優しい5話+後日談+読み切り2本。
ジェニアロイドさんの装丁と相まって、温かな一冊に。