千代に八千代に (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 148
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575844740

感想・レビュー・書評

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  • 大澄剛氏の作品『千代に八千代に(2014)』を読んでみた。 やっぱ・・・大澄剛氏が描く・・・ 女性キャラの表情は愛おしいっすねー。 そして、素晴らしいストーリー。

  • 表題作がヤバすぎて笑った。まじでこの作家さん苦手かも。

  • 2017年5月26日に紹介されました!

  • 各教科を題材に、登場人物が少しずつ重なり合わせながらの連作短編集。高校時代の国語の先生と付き合っている千代さん。彼からの誕生日プレゼントのチョイスに頭を悩ませるも、その答えは。あるいはよく行く駄菓子屋のお姉さんが話してくれた、円周率に、暮らしの全てが、すべての人が、宇宙の真理が含まれているというエピソード、雨粒がどうして当たっても痛くないのかから、いつまでも変わらずにはいられない、と優しく諭してくれる理科好きの幼馴染。思春期の戸惑いや持って行きようのない気持ちをすくい取り、 また大人だって子供が思うほど大人ではないと、暖かく照らしてくれるような。

  • よく見る連作短編なのだが、ひとりとして悪人も駄目な人もいない、いわゆるやさしいせかい。
    絵柄もやさしい。

  •  なにか、思ったものと、違いました。
     話は丁寧に作り込まれていますし、散りばめられた短編集は美しいものです。が、なんというか……期待値が高過ぎた?

  • 恋愛連作短編集。各話のメインキャラ達が、他の短編では脇役として登場していたりして、話が微妙に繋がっている。そこに無理がなく、小さな世界がだんだんと大きな世界(それでも小さなどこかの町程度ではあるが)になっていく。
    どこか文学的な香りが漂う世界観に、少し古めかしい柔らかいタッチ。とても素晴らしい一冊だった。
    個人的に、川上弘美の「どこから行っても遠い町」を思い起こさせる一冊だった(そちらも素晴らしい一冊)。

  • 恋愛系のオムニバス?
    表題作がよかったけど、ほかのも良作ぞろいでした。

  • タイトルも画も好きだけど章がおしゃれです

  • 今回は双葉社から、学校で習う教科をテーマにした連作短篇集出来。過去2作の勢いとはまた趣を異にして、少し落ち着いた感じに。
    国語と手芸で、算数・理科・英語をうまくコーティングした優しい5話+後日談+読み切り2本。

    ジェニアロイドさんの装丁と相まって、温かな一冊に。

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著者プロフィール

23歳で小学館よりデビュー。主な作品に『家族ランドマーク』『少年少女ランドマーク』(小学館)、『このゆびとまれ』1~3巻(日本文芸社)、『千代に八千代に』『わらいだね』(双葉社)などがある。子供たちを表情豊かに描くことに定評がある、今最も注目されている漫画家の一人。『さんぱちのおと』でモーニング・ツー初登場。

「2017年 『さんぱちのおと(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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