夢のなかの騎士 (二見文庫 ハ 7-5 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : リンダ・ハワード 林啓恵

• 二見書房 (2000年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ハコさんの感想 · 2007年11月4日]

テンプル騎士団！謎の古文書！！と引っ掛かる人なら尚楽しめる。組織からの逃避行の描写も巧みだけれど(殴り合いしたりカツラ被ったり)夢で触れ合う場面が秀逸でした。頭はいいのだけれど、どこかおっとりした温かいヒロインが好きです。

[葉さんの感想 · 2007年6月3日]

幸せな家庭を突然壊されたヒロインが、ストリートで生きる術を学びながらの逃避行はリアルで、痩せて、強くなって自分に出来ることを精一杯やろうとする姿勢が凄く好きです。
古文書の解読をすることで、歴史上の人物であるナイルと夢の中で出逢っていき・・・というストーリーは意外で、初めて読んだときには最後まで一気に読んでしまいました。
ラスト、墓参りをするグレースの感情が伝わってきて涙ぐむほどでした。
ちょっと現実には有り得ないですけど、お勧めです。

[いちさんの感想 · 2006年10月26日]

古文書の専門家グレースの夫と兄が殺された。犯人は、目下彼女が翻訳中の14世紀の古文書を狙う考古学財団の理事長。いったい古文書にどんな秘密が?耐えがたい悲しみと怒りを胸に理事長たちの追跡を逃れつつ、彼女はやがて知る―彼らに復讐するためには、古文書に登場する勇猛な黒髪の戦士ナイルと会わなければならないことを!

[angieさんの感想 · 2006年9月9日]

現代と中世を結ぶロマンティック・サスペンス。

[otenkinekoyaさんの感想 · 2005年10月29日]

タイムスリップで出会うスコットランドの勇者ナイルと、考古学者のヒロインが悪の組織と対決。

[kakkoさんの感想 · 2005年6月6日]

ナイルはすごいね