夢のなかの騎士 (二見文庫 ハ 7-5 ザ・ミステリ・コレクション)
- 二見書房 (2000年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576006789
感想・レビュー・書評
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初めて読んだヒストリカルでパラノーマル。
読み応えもあるし、よくある夢見がちな内容とは違い、ヒーロー・ヒロインそれぞれの人間性がどちらもきちんと厚みをもっている。
最初からトリップするわけではないのと、ややサスペンスな展開もあるので、ロマンス小説という点で好き嫌いは分かれると思うが、その現代と中世どちらのパートも簡単に済ませずに執筆されている点も好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今まで読んだリンダの作品の中で一番読みにくかった。歴史に疎いせいもあるからだろうけど…前置きがとにかく長い。で、結果あれよあれよと言う間に終わった。
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テンプル騎士団の生き残りと、現代の古文書読みのヒロインとのタイムスリップ、ヒストリカルロマンス。ロマンス部分より、ヒロインが悪の財団から逃走する様子が、サスペンスものとして楽しめた。
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ロマンスとミステリ。ヒロインがかなり窮地に立たされていてハラハラドキドキする。甘い成分よりもそちらの方が楽しめた。
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タイムトリップもの。ダイアナ ガバルドンの作品とは比較にならないけれど、これはこれでサクッと読めて面白い。
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古文書の謎や殺人犯からの逃亡は中々スリルがあって面白かったです。最初はおっとりとした主人公で、「大丈夫だろうか」と心配になりましたが頭の良さとその行動力には驚かされました。
後半はちょっと展開がサクサク進むので、物足りなかった感じがします。 -
ヒロインの追い詰められっぷりが。隠れて、自分で、針で×を縫い合わせるとか・・・大変すぎる。夢で逢えるのがロマンチック。現代と中世がそれぞれ存在していて面白かった。
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購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
古文書の専門家グレースの夫と兄が殺された。犯人は、目下彼女が翻訳中の14世紀の古文書を狙う考古学財団の理事長。いったい古文書にどんな秘密が?耐えがたい悲しみと怒りを胸に理事長たちの追跡を逃れつつ、彼女はやがて知る―彼らに復讐するためには、古文書に登場する勇猛な黒髪の戦士ナイルと会わなければならないことを!現代と中世を結ぶ流麗なロマンティック・サスペンス。
Son of the Morning by Linda Howard -
グレースの夫と兄が殺されちゃったり、とにかくスリラーっぽくてこの辺が嫌い。リンダ・ハワードなのに。
中世と現代がリンクする辺り、うーん、カレン・M・モニングの方が好きかな、同じパターンなら。
売却。