- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576021683
作品紹介・あらすじ
スコットランド女王メアリの隠し子とささやかれ、幼いころから厳格な牧師の下で育てられたケイト。ある晩彼女の人生は一変する。「おまえはおれの妻になる」-ならず者と恐れられる辺境の島の領主ロバートが突如口にした衝撃的な言葉。それは一年限りという契約で結ばれた、愛のない結婚を意味するものだった。見果てぬ地への人生を賭けた旅。だがそこには予想だにしない運命が待ち受けていた…驚愕のラストまで目が離せない超ドラマティック・サスペンス。
感想・レビュー・書評
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育ての親達から逃げるところまでは楽しかったけれど、ヒロインがヒーローに求める物が抽象的にでイマイチピンと来ず、読むのをやめてしまった
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ハイランダー領主ヒーローx女王の娘ヒロイン
ヒストリカルかーしかもハイランダーはあんまり好みじゃ、
と思ってたのに、一気に読みきった。
ヒロインが成長して強くなるの好み!
(このヒロインもともと強かったけど) -
『舞台は16世紀末エリザベス1世の時代。主人公ケイトはスコットランド女王メアリの隠し子として隔離されていた。ある日突然、女王エリザベスの命令でスコットランドの辺境の島の領主、海賊の長ロバートと結婚することになる。しかしロバートは気に染まない結婚に怒っている。
ケイトは幽閉同然で育ってきて、自分の人生を賭けた見知らぬロバートの領地への旅に出る。その間にロバートと少しずつ打ち解けて行く。やがてケイトの血筋を利用しようとする陰謀に巻き込まれていく。持ち前の勝気な性格と、血筋による政治的駆け引き。。。陰謀もイングランドとスコットランドの王冠というスケールの大きさです。最後にはあっというどんでん返しが待ってます。』
ワクワクどきどきの歴史ロマンサスペンスです。
歴史に詳しくなくても読めますし、歴史背景が詳しい人はさらに2倍美味しいかも。。この中で描かれるエリザベス女王も孤独の人です。
アイリス・ジョハンセンの歴史物の中では一番面白いと思います。
一番印象深いシーンは、スコットランドのハイランドで、ロバートとケイトは荒れ野を見下ろす崖っぷちに、斜面一面に咲くヒースの紫の花。そして、ケイトが花の香りと海の香りを胸いっぱい吸い込んで言う言葉。。「いつか飛べたらいいのにな。。」
見知らぬロバートの領地で暮らし、やっと手にした幸せの予感が彼女を包む。
そんな彼女の優しさとは別の、生き生きとした強さ。まさに荒れ野のヒースのよう。。そんな情景も描かれているところも魅力のひとつかも。 -
アイリス・ジョハンセンのヒストリカル・サスペンス。
熱いロマンスもの(^^)でもある。
<あらすじ>
混迷のエリザベス朝に、スコットランド女王メアリの隠し子とささやかれ、厳格な牧師のもとで虐待を受けつつ育てられたケイト。
彼女の前に、女王エリザベスの命を受けて、嫌々彼女を妻に迎えにきた、ならず者と恐れられる辺境の島の領主ロバートが現れて、彼女の運命は大きく動き出す!!
アイリスのヒストリカルは面白い♪ -
1993年
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主人公ケイトはスコットランド女王メアリの隠し子。厳格な牧師に虐げられる生活に突然女王の命を受けた領主ロバートが現れ「おまえはおれの妻になる」と告げられ――これでもか!と凄い設定で話は進んでいきます。ヒストリカルものは初めてでしたが、ここまで揃うと素直に面白かった。最初は弱く無防備だったケイトが、段々と強くなっていくのも、守られるだけではなくて好感度大。でも何より、女王が素敵でした。
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スコットランド女王メアリの隠し子とささやかれ、幼いころから厳格な牧師の下で育てられたケイト。ある晩彼女の人生は一変する。「おまえはおれの妻になる」――ならず者と恐れられる辺境の島の領主ロバートが突如口にした衝撃的な言葉。それは一年限りという契約で結ばれた、愛のない結婚を意味するものだった。見果てぬ地への人生を賭けた旅。だがそこには予想だにしない運命が待ち受けていた……。