子どもの「泣く理由」がわかる本: 泣く力・甘える力を伸ばせば、必ずしあわせに育つ

著者 :
  • リヨン社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576052007

感想・レビュー・書評

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  • 泣き虫な我が子ともう少しスムーズにコミュニケーションを取れたらなあと思い読みました。
    我が子はまだ離乳食も始まっていない乳児で、泣く以外の訴え方もまだ知らないのですが、
    もしも少しでも辛いことがあるなら汲み取ってあげられる親になりたいと思っています。
    この本の要旨としては「泣くことは悪いことではない」「泣いていたら子どもに寄り添い、気持ちを聞いてあげること、泣き上手、甘え上手にしてあげること」の大切さが書かれています。
    できる限り子どもの辛さなどを受け止めてあげたいし、懐の深いお母さんになりたいです。

  • “何かで泣いたりぐずったりするたびに、日に何度となくオッパイを与えて口をふさいできました。”というところでドキッ。私もそうなのかもしれない、と。直後、9か月の娘を抱っこしながら「大好きよ〜」と自作の子守唄を歌ってやると、普段抱っこでなかなか寝ない娘がいつの間にか眠っていた。子どもの泣き声にきちんと向き合えていなかったのかもしれないということに気付かせてもらった。

  • なく理由は読んでも分からなかったけれど、
    泣かせていいのだがということは分かった

  • 子供が泣く事を肯定的にとらえる本。
    子供が激しく泣いてもイライラしなくなれるかと。
    世の中の母親向けに書かれているが、父親が読んで実践も可能。
    このご時世、父親向けでもあるんだよというメッセージがあれば、より良いと思う。

  • 泣くことは感受性を高めます。それにつきるのでしょう。

  • 図書館で借りた。

    著者は、
    「抱っこ法」という心理技法の
    日本での第一人者。

    子どもが泣くことは
    ネガティブにとらえらえがちだが、
    本書を読んで、
    思い切り泣かせて発散させること、
    甘えさせることの重要さを
    認識した。

    「抱っこ法」とても興味があるので、
    いつか詳しく勉強してみたい。

  • てっきり、我が子の泣き声で、泣く理由を聞き分けられるようになる本かと思って買ったのですが、なんと、現代社会に蔓延する「泣かせない育児」をやめて「子供の泣きたい気持ちに共感する育児」をやりましょうという本でした。
    この本を読むと、子供が泣くのは決して悪いことではなく、子供の心にとって大切なことなんだということが理解でき、我が子がぐずっても、しんどくなることが少なくなりました。

  • 「なぜ泣かれるとつらくなるか」とか、「泣かせない子育ての背景は」とか、「泣くことにはどんな大切な意味があるか」とか、とにかく、甘え上手になってしあわせな親子関係を楽しめるようになるために、泣くことがどんなに大切か、に絞って書いたので、むしろ初心の人にお勧めかもしれません。「赤ちゃんの場合」という一章も設けました。

  • この本のおかげで、かなり子どもが泣くことに関しておおらかになりました。そういえば泣くことって気持ちよかったよな?って思い出させてくれる一冊。注射の前、泣かずにうけてしまうと大人になっちゃいそうで、わざと泣いた6歳の春。わたしにもありました。

  • 子どもは泣くことで、大切なことを親に伝えようとしている。
    「泣きやませよう」とする前に親に知っていてほしい大事なこと。
    にこやかに、おおらかに、しなやかに、子どもの心と向きあう方法。

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著者プロフィール

昭和一二年生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。現在、日本抱っこ法協会名誉会長。癒しの子育てネットワーク代表。

「2010年 『我が子は自閉症?と思ったら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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