夜風はひそやかに (二見文庫 ダ 1-1 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576081540

感想・レビュー・書評

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  • 侯爵主宰のハウス(婚活)パーティーに、姉の付き添いとして参加したサラは深夜の大雨の中でシャベルを担いだ侯爵マシューを見かけた。そして、自室で入浴している所をサラが覗き見しているのを見つけたマシュー。彼は資産家の娘と結婚しなくてはならない理由があるのに、誰からも見向きもされないオールドミスでお金もないサラにどうしようもなく惹かれつつ、夜な夜な庭園を掘り起こす。どこまでも誠実で時にはお茶目なマシューも、自分に自信がないけど、さして卑下する事もなく、利発で活動的なサラもとても好印象。靴の上にお座りしちゃうマシューの忠犬がとてもいい役目をしていた。
    マシューの忠犬ダンフォースと、サラの愛犬デスデモーナの初対面のシーンがとてもお気に入り。

  •  2015-05-09

  • 結婚しなくてはならないラングストン侯爵は、ハウス・パーティを催していたが、夜な夜な何かを掘りに庭へ。それを目撃した、付添人のサラは彼に興味を持ち、あるアクシデントから彼の思いもかけぬ姿を目にしてしまう!冴えない自分のことで落ち込むのではなく、他人に優しくすることを知っているサラの態度は見習うべき姿勢だなーと思いました。あと、犬が!犬が!むちゃくちゃいいキャラでした!まさかラストまで活躍するとは。素晴らしいっす(笑)。ミスターフランクリンもナイス。面白かったです。

  • メイフェア・シリーズ1作目。とはいえシリーズ最後に読んだのがこの作品。女性陣はともかく、まだ男性陣の個性が発揮されてないのが物足りない気がするが仕方ないか。この作家は、男女が好意を抱き始めた瞬間から気持ちを深めていく様子を丁寧に描いているので、登場人物に感情移入しやすい。また身分や外見からはわからない意外性と、どのヒーロー、ヒロインにも暖かい気持ちを持たせているのところが好感が持てる。謎解きというか悪役の方はいささかご都合主義的な安易さがあるが…。2014.7

  • ヒーローが目立たなかったヒロインに徐々に惹かれていくところがすごくよかった。

  • ラングストン侯爵は領地にロンドン社交界から若き貴族たちを招き、連夜のハウス・パーティを催していた。医者の娘サラは、26歳という年齢と地味な外見からとうに恋を諦め、子爵未亡人である姉のつきそいとして屋敷を訪れていた。そんな折、庭園でサラと出会った侯爵は、彼女の隠された美しさに驚きを隠せず、やがて思い余った侯爵に口づけされたサラもまた、たちまち心奪われてしまう。だがサラはまだ知らなかった。この愛の成就をはばむ侯爵の秘密を…。切なく甘く、軽やかな珠玉のラブロマンス。

    最後の最後まで引っ張った宝探しがけっこうあっさりはお約束か。しかしヒロインの入浴に乱入はやり過ぎでは。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    ラングストン侯爵は領地にロンドン社交界から若き貴族たちを招き、連夜のハウス・パーティを催していた。医者の娘サラは、26歳という年齢と地味な外見からとうに恋を諦め、子爵未亡人である姉のつきそいとして屋敷を訪れていた。そんな折、庭園でサラと出会った侯爵は、彼女の隠された美しさに驚きを隠せず、やがて思い余った侯爵に口づけされたサラもまた、たちまち心奪われてしまう。だがサラはまだ知らなかった。この愛の成就をはばむ侯爵の秘密を…。切なく甘く、軽やかな珠玉のラブロマンス。

    この作家さん、園芸と、馬が詳しいのね。今回もガーデニングと馬はしっかり出てきます。
    そしてフランケンシュタインの本と夜の作業を重ね合わせてかるーくサスペンス仕立てになってて楽しめました。
    ダンフォースがとてもかわいくて、この作家さんは犬を飼っているのかしら?とも思う。
    エミリーやジュリアンのスピンオフもありそうなので、この作家さんの名前は覚えておこう!

    Sleepless at Midnight by Jaquie D'alessandro

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