片翼の皇子 <下> (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110219

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  • 自ら帝国の捕虜となり死を待つばかりの泰誠を取り戻すため、都へ乗り込んだ佳宵。しかし待っていたのは帝国兵や醜悪な怪物たちによる逃れられない凌辱だった――

    魯封氏の陣を逃れ、互いの想いを確認し合った佳宵と泰誠。しかし泰誠は佳宵を逃すため帝国の捕虜となってしまう。奪還のために志都とともに帝国へ潜入した佳宵だったが、牢の鍵と引き換えに敵兵への奉仕を余儀なくされる。しかし救出は叶わず、今度は見世物として帝や宦官の前で醜悪な怪物たちに犯されることに。自分が犠牲になることで泰誠の命が助かるのなら…それだけを心の拠り所に耐えがたい凌辱に耐える佳宵だが――。愛する者を守るために身を挺しあう草原の長・泰誠と、不思議な力を持つ双瞳鳥の子・佳宵の運命は……

    (出版社より)

  • 【※BL注意】

     魯封氏の陣を逃れ、互いの想いを確認しあった佳宵と泰誠だったけれど、すぐに今度は帝国軍に追われる身へとなってしまう。
     帝国軍に囲まれ、泰誠は佳宵を逃がすために帝国軍の捕虜となってしまう。
     まさかの事態に、追いついてきた志都と共に帝国へ潜入することを決意する。
     しかし救出は叶わず、泰誠の命を助ける、という約束と引き換えに、今度は見世物として帝や宦官の前で醜悪な怪物たちに犯されることになってしまう。
     何とか我が身を犠牲にすることで泰誠を守ろうとするも、その状況を泰誠に見られてしまう。

     互いが互いを想い、お互いのために身を挺しあう草原の長・泰誠と、不思議な力を持つ双瞳鳥の子・佳宵の運命は……。

     という話でした。
     なんというか、本当に同人誌ばりに鬼畜ですね……としかまず、日本語が浮かんでこないんですけど、それを否定する要素なんて何処にもないですよね。
     まさか、異形のものが出てくるとは思わなかった……。
     商業誌の基準もゆるくなったもんだ……って、そもそも男性向けならありえる雰囲気だったんだっけ?
     年齢指定がついてないだけか……。
     それでも最後は、ハッピーエンドになるんだけど、それがまた、思いもよらない方向で、何もかもがびっくりでした。
     ファンタジーBLの一番酷いところを描いたらこうなるんだろうなー……というレベルの本です。
     なので異種姦とか触手とかそういうの無理な人にはまず受け入れられいかと……。
     陵辱系のギャルゲレベルなんでその辺りは本当に気をつけてください!
     私はそういうの大丈夫なんですけど! むしろご馳走様でしたけど。

  • メインより皇帝×弟カプに萌えました。メインカプもお腹いっぱいな感じのエロっぷりが良かったです。

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著者プロフィール

小説家。2006年『妖樹の供物』(二見書房・シャレード文庫)でデビュー。

「2014年 『巫女姫ウェディング ~いじわるな愛と束縛~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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