お日柄もよく 日本橋物語8 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110691

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  • 内容紹介

    多様な推理小説を追究し続ける作家が描く下町の人情

    大店がひしめく日本橋で店を張る美人女将お瑛に、祝言の朝に消えた花嫁の身代わりになってほしいと、とんでもない依頼が……

    「 今日、挙式なのに娘が失踪。ついては、お瑛さんにその代役を 」 という、とんでもない依頼が、早朝、蜻蛉屋に舞い込んだ。
    得意先の大店山城屋の一人娘お郁は、なぜ姿を消したのか ? 誘拐 ?  情死行 ? 四方八方手を尽くして探索中、その間のつなぎ
    ──と言うのだが……。仰天事態に美人女将お瑛の葛藤と、下した決断は ?


    平成30年5月14日~16日

  • 第八弾
    挙式の日に失踪した娘の代わりにお瑛が代役に
    お瑛は娘を直ちに見つけるが?
    七話構成の短編だが、今回の婚礼に纏わり七人七様の人生模様が

  • L 日本橋物語8

    失踪した花嫁に似ているというだけで祝言で花嫁の代役をたのまれるお瑛。関係者の視点でこの騒動が語られる。そんな連作。
    いろんな心情の交差を楽しめる。

  • 日本橋物語シリーズの8作目

    【今日、挙式なのに娘が失踪。お瑛さんにその代役を】
    というとんでもない依頼が舞い込みます。

    お瑛・乳兄弟・夜番・女中・月下氷人・花嫁・花婿
    それぞれの視点から語られるので
    主人公のお瑛はあまり登場しませんが
    するする~っと読み終わりました。

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著者プロフィール

奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』
で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミ
ステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品
を精力的に発表し、代表作に『日本橋物語』(全10巻)、『箱館奉行所始末』(全5巻)『時雨橋あじさい亭』(全3巻)ともに小社刊。

「2022年 『満天の星 柳橋ものがたり9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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