真珠の涙がかわくとき (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))

  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576151991

作品紹介・あらすじ

身に覚えのない不倫の罪を着せられて夫に離縁され、社交界を追われたタリア。愛人との逢瀬が絶えない"悪女"と噂されているが、実際は孤独にひっそりと暮らしていた。ある夜、タリアは久しぶりに出席したパーティで一人の若き貴族と出逢う。そのレオは最初は興味本位だったが、会うたびに彼女の内面に魅かれ、熱烈な求愛や贈り物でタリアのかたくなな心を解きほぐしていく。甘い月日を重ね、互いの離れがたい愛情を確信したレオは正式にプロポーズ。しかし彼女には、二度と結婚できない"理由"があって…!?

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    身に覚えのない不倫の罪を着せられて夫に離縁され、社交界を追われたタリア。愛人との逢瀬が絶えない“悪女”と噂されているが、実際は孤独にひっそりと暮らしていた。ある夜、タリアは久しぶりに出席したパーティで一人の若き貴族と出逢う。そのレオは最初は興味本位だったが、会うたびに彼女の内面に魅かれ、熱烈な求愛や贈り物でタリアのかたくなな心を解きほぐしていく。甘い月日を重ね、互いの離れがたい愛情を確信したレオは正式にプロポーズ。しかし彼女には、二度と結婚できない“理由”があって…!?

    不憫だわ、ひたすら不憫だわ、タリア。
    美人で頭も性格もいい分、本当に不憫。
    爵位のある男ってどうしてこうなん?とおもうくらいひどい前夫。
    ま、レオが若い分不安がないわけではないけれどトリロジーみたいなのでタリアの今後の様子も見たいと思います。

    The bedding proposal by Tracy Anne Warren

  • 浮気したと言われて訴訟を起こされ、離婚した上に社交界からはじかれたタリアはひっそりと暮らしていたが、若いレオに目をつけられ、つきまとわれる。彼に「罰」をくだしてやろうとしたが、思わぬアクシデントに見舞われ、彼と少しの間一緒にいることに……。タリアたんが実に魅力的で可憐でたくましい。サイコーじゃないですか。

  • バツイチ31才+公爵家5男25才 
    ヒロインは浮気を理由に離婚させられ社交界から鼻つまみ者にされているが、実は元夫からDVを受けていた 
    妊娠6ヶ月の時に流産して以来子供が産めなくなった それでもヒーローは良いという 年の差純愛もの 
    元夫がそんな悪者に思えない(ご批判は百も承知で…)結婚当初からDV夫だったわけではない(←はい、ここ重要)結婚当初この夫婦は上手くいっていた この時代、子供を産むっていうのが使命 だが悲しいかなヒロインが流産を繰り返す 愛人に男の子ができたがその子は庶子扱いなる これは夫側にすれば辛い 夫側からすればこのさい、なりふりかまわずとにかく離婚したかった 子供が欲しいから 自分の子供を産んでくれる正妻がほしいから 2年もかけてやっと新しい女房ゲットと思った矢先ヒロインの横やりでパァ~になる そら、血管ぶち切れにもなるやろw 

  • バイロン家は8人兄弟。その5人までが前のシリーズで描かれました。作者の新シリーズは残り三兄弟。
    包容力のある男になったレオの物語です。
    前のシリーズで活躍した兄達もチラホラ登場しますが、単品でも楽しめます。しつこくない程度にホットなシーンも多いエンタメ感のある楽しいロマンス。
    ただ、全体的に欲望の火花は激しくても、主人公たちの彫込みが浅く感じて、物足りないと思わなくもない。
    前の夫によって悲惨な結婚と離婚劇に傷つくヒロインが不憫だが、強引なレオに対しヒロイン側から仕掛けてくるので、不憫さは感じず、いい感じに楽しそうな二人。
    そして、ラストのシメ方は、それでいいのか…。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5014.html

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