パンのペリカンのはなし

著者 : 渡辺陸 森まゆみ 平松洋子 鈴木るみこ 甲斐みのり

• 二見書房 (2017年10月2日発売)

感想・レビュー・書評

[抹茶さんの感想 · 2017年11月27日]

浅草の老舗パン屋さん『ペリカン』の若き四代目店主さんが書いた本。
読んでいてお腹が鳴るのを必死で堪えたくらい、ペリカンのパンが食べたくなった。
今でこそ有名だけれど、それまでの道のりは決して平坦ではなく、世間とは裏腹に、バブル期など経営が厳しかったこともあったのだとか。
媚びず、良い意味で飾り気もないからこそ、惹かれる人も多いのではないだろうか。

後半はエッセイストや取引先による、短めのペリカンエッセイ。
本当に愛されているのがよく分かる。
ペリカンのパンを使ったお気に入りの食べ方等も、腹の虫の刺激を誘う（笑）。

[musamikaさんの感想 · 2017年11月4日]

地元に愛され
働いている人に大事にされる
そんな商品をもつことの
素晴らしさ。商売だけではない
真の　もの作りって　こういうこと
温かい気持ちになれる本でした