ゆるぎなき愛に溺れる夜 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))

著者 : トレイシー・アン・ウォレン 相野みちる

• 二見書房 (2018年3月22日発売)

感想・レビュー・書評

[mylteさんの感想 · 2020年10月25日]

図書館の本　読了

内容（「BOOK」データベースより）
クライボーン公爵の末の妹、エズメ・バイロンは趣味のスケッチに出かけ、池で泳いでいた見知らぬ男性を描いたことが発覚し、放蕩者として悪名高い男性と結婚せざるをえないはめになってしまう。実際、その男性―ノースコート子爵・ガブリエルも生い立ちや過去の経験から愛を信じられなくなっていたのだ。そのうえ、彼を嫌うエズメの兄たちが、心配するがゆえにさまざまに口出しして…。果たして、放蕩者と純潔の令嬢との出会いは実を結ぶのか?ホットでユーモラスなリージェンシー・ロマンスの傑作。

バイロン家の末娘のロマンス。
いや、普通男の裸体は驚くんだと思うけれどね、観察モードに入るのは絵描きの性？
バーとモーツアルトがいるだけで馬が和む。
それにしてもガブリエルの歪み方はかわいそうだわね。
あのおじさんって何者？？？
愛されていたと知るだけであんなに気持ちは解れないでしょうけれども、変わっていくのはいいことです。

Happy bedded bliss by Tracy Anne Warren

[psycheNさんの感想 · 2018年12月22日]

末娘のエズメは、あるものをスケッチしたことから、結婚しなければならなくなってしまい……。おたがいにひかれあいながらも、暗い過去から他人を信じられないヒーローが、まあ情けないながらも、それをも寛容に見守るヒロインがステキ。