- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576191010
作品紹介・あらすじ
葬儀社社長が配信する、大人気の『葬儀葬式チャンネル』がついに書籍化! 明かされる遺体や火葬の真実。元火葬夫との対談も収録。
感想・レビュー・書評
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普段ほとんど知ることができない遺体や火葬の話を、祖父の代から90年続けている葬儀屋さんが書かれています。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2021/03/01/170000詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父が亡くなってすく、著者の佐藤さんの葬儀葬式chの動画を見まくっていて、本も紹介されていたので購入した。
Youtubeで聞いた話も多かったが、活字で読むことで改めで人の死について理解が深まった。
人は亡くなると火葬される。
そんな常識も、さっきまでほぼ生前と同じ姿をしていた父の火葬された後の骨になった姿を見て何とも言えない気持ちになったものだが、親や親族が亡くなった方の多くがこれを経験しており、それらの人たちへの仲間入りを果たしたのだと、親が亡くなっていない人間から違う段階が上がった気がした。
そしてこの本を読んで、火葬されることへの意味、意義を理解できた。 -
図書館で借りて読了。
亡くなられた方に対する敬意、ご遺族に対する細かな気遣いなど、著者の「葬儀屋」としての"誇り"と"プライド"がひしひしと伝わってきた。
保冷剤さえあれば、亡くなってから1週間程度は綺麗な状態でいられるものだとばかり思っていたので、「遺体は常に変化し続けるもの」ということを知って驚いた。
一人一人の状態に合った適切な処置をしていかなければならない、本当に繊細なお仕事だと思った。
それともうひとつ。火葬は、亡くなった後に腐敗していくしかない肉体をきれいに取り除いてきれいなお骨の状態にし、遺族に返す"温かい仕事"だそうだ。
この先大切な人がお骨になった姿を見ても、こういう考え方を持てれば少しは救われる気がする。 -
とても興味深い本であった。昨年父が在宅介護の上、自宅で亡くなった。そのため、死に向かうまでの道のりを比較的身近で見ることができたし、それまでに携わる多くの職業の方に接する機会を得た。葬儀社の方や、火葬場のことなど、そこで働いてい人たちのことについても興味がわいた。図書館でこの本を見て、借りてみた。作者の方が葬儀社の方であるので、葬儀に関すること、葬儀社としての心得などが書かれている。また、火葬について、また葬儀の意義についても語られている。読んでみて、とても勉強になり、よかったと思う。
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佐藤葬祭 佐藤信顕
みんながきいてみたい葬儀や火葬についての疑問について解説してくれる。
誤った情報や興味本位の思いやりに欠けたものが多いんだなとわかる。
佐藤さんは亡くなった人、遺族に敬意を払って仕事をされていて、ご遺体を大切に送ってあげているのが伝わってくる。
葬儀社もピンキリでいろいろなところがありそう。
死について世の中もっとオープンになればいい。
優しくて楽しげなお葬式があってもいいと思う。 -
秘匿な現場のお仕事だからか、デマや都市伝説などが世間に広がってしまっている葬儀や火葬のこと
人はわからないことに不安や怖さを感じる
ご遺体とご遺族にどれだけ尊敬の念を持って人として気持ちを寄り添えるか
著者のプライドある仕事への思いが伝わってきた -
一度は、読んでみる本かな
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2019.11.10 読了。
母の死を乗り越えるためにも、手にとってよかったと心から思った。
誰かを送ることは、生まれた以上必ず1度は経験することであるから、悲しみをすっと受け入れられなくても、悔いがたくさん残っても、供養を重ねて行けたら良いという考えを持つことができた。 -
Youtubeで常に見ている人には物足りないかもしれない。
多くの題材はYoutubeからのものとみられ真新しさが感じられなかった。
初見であれば、あまり身を置くことがない場でのいろいろな出来事が丁寧に語られているので良いと思う。
一番は人としてどう死に向き合わなければいけないかという事を教えてもらえる良い機会になった。