イケメン弁護士のパパはいりませんか? (二見シャレード文庫 あ)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 37
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576200903

作品紹介・あらすじ

老舗喫茶店の若き店主・小暮拓人は、子連れのイケメン弁護士・御影に一目惚れ。重いとフラれた過去から、クールに徹しようとするが…

感想・レビュー・書評

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  • 亡き祖父の営んでいた喫茶店を継ぎ日々美味しいコーヒーをと格闘している拓人。
    ある日スーパーで迷子の子供、維月を助けようとした所を父親の慶一に誘拐犯と間違われる。
    すぐ誤解は解け維月には「ママになってくれませんか」とスカウトされ、その後2人との交流が始まるが…。

    拓人が過去のトラウマからの慶一への態度があまりにもぎこちなくなっているのが可愛すぎて。
    慶一もそれには気付いていながどれが本当の拓人なのかが分からず戸惑いながらも惹かれていってお互いいい雰囲気になっていたのにある誤解から拓人が悩み苦しんで離れようとしたのは辛かった。

    両思いな2人でハッキリと誤解も解け恋人になれて良かった。

    維月が可愛くこれから3人で幸せな家族になれると。

  • スピンオフの方を先に読んでしまいましたが、本作のほうが好みでした。
    出会い最悪な割にスピード恋愛なのと、この作者さんおなじみ勝手に自己完結して逃げちゃうキャラなのがちょっとひっかかるものの、ほどよい変態くささとか良い。

    タイトル、子供のセリフなんですね。ほほえましい。

  • ▼あらすじ
    老舗喫茶店の若き店主・小暮拓人は、子連れのイケメン弁護士・御影に一目惚れ。重いとフラれた過去から、クールに徹しようとするが…

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:ほのぼの
    エロ度:普通
    萌え度:高い
    総合評価:★4.5

    『両手いっぱいの恋』を読んだ時にも思いましたが、安曇ひかる先生の作品に出て来るおチビちゃんは本当に可愛くて良い子で癒されます…。今回も最後まで楽しく読ませていただきました。

    ただ、出会いから体の関係に発展するまでの流れはちょっと早かったかな〜という気がしないでもない。拓人がゲイなのは良いとしても、御影もバイだなんて流石にちょっと都合が良すぎるような…?(^^;)
    でも、そこからの展開はゆっくりで、御影親子と拓人の交流がしっかりと描かれていたので良かったです。

    特にクールでドライなキャラを演じようとする拓人の無駄な頑張りには笑わせられましたね。傍から見たら変な子でしかないので御影が興味を抱くのも分かります(笑)
    そして両想いなのに勘違いからのすれ違い。ネタ的には割と王道なんですが、安曇先生の書く文章は所々ノリが良くて面白いので気が付いたらニヤニヤしながら読んでいる事もしばしば(笑)

    体から始まる関係でしたが、くっ付くまでの過程が丁寧に描かれているのでそれなりに読み応えもあり、何より基本的にはコミカルでほのぼのテイストなので疲れている時でも読みやすい感じなのが良かったです。
    維月も発言がいちいち可愛くて癒されましたし、脇キャラの金剛寺も挿絵で見た時のインパクトが凄くて個人的にはかなりお気に入りのキャラでした(もっと出番増やしてほしかったくらい笑)

    安曇先生の作品は今のところハズレ無しなので今回も期待して読みましたが、案の定、期待を裏切られる事なく最後まで楽しく読めたので満足度は高めです。
    『両手いっぱいの恋』と同様、お気に入りの一冊になりました。安曇先生の次の作品を読むのが楽しみです(*^^*)♫

  • 主人公が過去のトラウマで、色々間違った方向にぐるぐるしている姿が可愛くて、思わず笑ってしまう。登場人物のキャラも立っていて魅力的。感情移入して読めた。
    コミカルとシリアスのバランスが絶妙。
    さらっと読める。あったかくて、読んでいて疲れない作品。

  • 「重い」「うざい」と言われた過去を引きずる拓人の必死さと
    年上イケメン弁護士の慶一の恋愛童貞不器用さと
    可愛い保育園児の維月が織り成すコミカルラブストーリー
    拓人が目指すクールさが上手くできない可愛いさと余裕ぶりながら攻めきれない慶一が面白かったですw

    金剛寺さんが良い!ゴリママ大好き

  • いっくんはとても可愛かったし、起承転結もしっかりつくられてたとは思ったけれど。。。弁護士という職業も、かわいいおこちゃまも、珈琲も、その他もろもろ盛りすぎだったのか中途半端に終わってしまった感も否めないなぁ。いっくんもアピールポイント的に単語が可愛いってとこを推してたけど、他のポイントがさして見当たらなかったような。。。

  • 弁護士の慶一×喫茶店を祖父から継いだ拓人。そして慶一の甥の維月。
    とっても好みのお話で楽しかったです。拓人が過去の恋愛経験からクールに振る舞おうとして挙動不審になるのがもう可愛くて楽しくて。そして天然な小悪魔ぶりに翻弄されている慶一もよかったです。盛大なすれ違いは切なかった。拓人はちょっと暴走気味だったけど、上手く行ってよかった。維月がとっても可愛らしくて。拓人と維月の絡みもとっても可愛い。帯のセリフがツボです。

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著者プロフィール

安曇ひかる Hikaru Azumi
整体に行くたび「こうなっちゃう前に来ないと」とため息つかれます。令和も背中がちがちで突っ走るぜっ!

「2019年 『里山ほっこり恋愛日和 ~銀狐とこじらせ花嫁~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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