つんつくせんせいかめにのる

  • フレーベル館
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577030967

感想・レビュー・書評

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  • 今回のつんつくせんせいは大人向けかな。
    浦島太郎を知らない息子はおもしろいね~と言っていたけど、子供より大人が笑っちゃうと思う。

    つんつくせんせいが助けた(と思っている)かめ。
    実は海から来たのではないんだけど、つんつくせんせいは浦島太郎になりきって背中に乗り、かめの意思などお構い無しで竜宮城?に連れていってもらう。
    たいやひらめの舞踊りを楽しみ、さらに乙姫役を演じてご満悦。
    極めつけは帰り間際にかめに玉手箱を要求する!

    自分の欲望に素直すぎて不思議と欲深さを感じさせないつんつくせんせい!
    完全につんつくえんの子供たちはエキストラ状態だった。
    玉手箱のオチはなかなか面白い!

  • 亀に無理矢理 乗ってしまうところも、
    自分が乙姫になるところも 大好き

  • 独特な世界観の。つんつくせんせいシリーズ。欲にあふれた感じのつんつくせんせいの行動はとてもコミカルで面白いのですが、この内容を楽しめるのは小学生以上かな?と思います。

  • あいかわらずおとなげないつんつくせんせいに安心しました。

  • 4歳の次女に私の好きなつんつくせんせいを読んでみた。
    うらしま太郎を知らなかったようなので慌てて本家本元と思われる『うらしまたろう』を読んできかせた。でも竜宮城から戻ってきたら、300年も経っていたというくだりがさっぱりわからないらしい。

  • 2023.11 わかば

  • つんつくせんせいは、子どもよりも子どもらしい
    (大人げない)自由人。
    自由な発想と大胆な行動に読者の大人はびっくり!
    読者の子どもと、絵本の中のつんつくせんせいの生徒たちはにっこり!

    今回、つんつくせんせいは迷子の大きなカメを助けます(カメはただ散歩をしていただけですが・・)。
    「カメを助けたんだから、きっと明日私をむかえにきてくれるわ!だってあんなにやさしくしてあげたんですもの。」とわくわくのつんつくせんせい。
    次の日にカメを見つけて甲羅にまたがり、「さぁかめさん、竜宮城へいきましょう!」と言うつんつくせんせいに、困惑するカメさんは・・・。



    表紙裏の、たかどのほうこさんの言葉を読んで
    笑ってしまった!たかどのさん!!わかるぅぅ!!
    ウミガメやリクガメを見るたびに、「上に乗ってみたいなぁ!」と思う気持ち、わかるぅぅ!!

  • 良かった

  • つんつくせんせいのずうずうしさが、おもしろい!
    まさかつんつくせんせいがおとひめさまになるなんて!!
    保育園の先生なのに、はちゃめちゃですな(笑)

  • 毎回作者のコメントで絵本が楽しみです。今回もつんつく先生中心の話になりましたが、よく考えると、つんつく先生と作者と大人の読者のための絵本になっていますよね~~。それでも、面白かったですよ。

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著者プロフィール

函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』(受賞当時リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。長編物語に『ココの詩』『時計坂の家』『緑の模様画』(以上福音館書店)、『リリコは眠れない』(あかね書房)など。近刊に『トムと3時の小人』(ポプラ社)『黄色い夏の日』(福音館書店)など。大人向けの小説に『ゆゆのつづき』(理論社)がある。2021年野間児童文芸賞を『わたし、パリにいったの』(のら書店)で受賞。札幌市在住。

「2022年 『のはらクラブのちいさなおつかい 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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