- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577041147
作品紹介・あらすじ
きみは本がキライかい?ぼくは、ゲロが出るほどキライだよ。どうやってぼくが、本からにげてるか、きみにだけこっそり教えてあげよう!本を読まないためならどんなメチャクチャなこともしてしまう史上最強の本ギライ、チャーリーの、ドタバタ爆笑ストーリー!
感想・レビュー・書評
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本を読まないためには何でもする最強の本嫌いチャーリーが書き上げた、本が嫌いな子のためのドタバタ爆笑ストーリー。
本が嫌いなチャーリーの気持ちがいっぱい書いてあって、おもしろい!
そんな子のために、1章がとても短い。長い章(といっても短い)の後はチャーリーが謝ってくれる。「チャーリーの(読まないための)裏技」も満載。ずっとチャーリーの話をきいてる感覚で読めちゃう。だから、読書が苦手な子もどんどんページをめくっていけると思う。そして気づけば、全部読めちゃう。全部読めちゃうと、けっこう読んだことになる。そして、チャーリーにその気はさらさらないと思うけど、結果的に読書の楽しさに気づかせてくれる、というすごい本。
そんなに苦労するなら本読めばいいのに…と思っちゃうくらい、本を読まないためにはどんな苦労もおしまないチャーリーに笑っちゃう。チャーリーの恋の行方や、ズルをするチャーリーと、親や先生たちとの攻防も見もの。
ただ、真に受けてほしくないことがたくさん書いてあって(そこがこの本の魅力なのだけど)、学校で正式には勧めづらい。だけど非公式に、「真似してほしくないけどめっちゃおもしろいよ」と言って勧めたい。笑
本が好きな自分が読んでもすごくおもしろくて一気読みした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名が長いんですが、主人公のチャーリーは本を読むのが大嫌い、読書感想文の宿題や、意見発表会の資料は本好きの友達に読ませて、どんな内容なのかを聞いて文章を作成します。でも、すべてが裏目にでるので、笑いながらも同情してしまいました。
(saika) -
p96〜
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本を読むのがなによりキライなチャーリーが、どうやって本から逃れられるか、そのすばらしい作戦について語った本。でもいつのまにやらまずいことになってきたぞ。ただ本を絶対に読まないってだけなのに、どうしてこんな大騒ぎになるんだろう? チャーリーのいかにもややこしいことになりそうな行動にハラハラしながら、最後にニヤリとする本です。
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(2013-12-22)
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タイトルに惹かれて。本なんか絶対読まない!と誓っている男の子が主人公。彼がどうしても本を読まなければいけない状況に追い込まれた時、とった行動とは…?
少々厚めの本だが、中身はきさくな話し言葉で書かれており、読み口も軽いので、読みやすい。しかも本が嫌いだという主人公の話なので、本が嫌いな子でもひきこまれそう。こういった本によくある、『最後は本が好きになる』パターンでも無いので、最後まで興味を持って読めると思う。 -
この本の裏ワザは、実際に使えるものも多い。
ただし、読書をより楽しむための裏ワザとして、です。