- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784579404032
感想・レビュー・書評
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タンタが観察の宿題用に学校からもらってきたソラマメが、おばあさんに姿を変えて逃げ出してしまった!その名もミソラ・マメリー。タンタは姉のカオルとともに追いかける。
という奇想天外な話。お説教くさい雰囲気は微塵もない、というかむしろ、野菜に変装して野菜の町に侵入したり、ダイコンのダイコおばさんをおろしがねで脅したりと、犯罪行為を重ねての大冒険が繰り広げられ、最後まで話の展開が予想できない。野菜の町の様子の絵も楽しい。大人も子どもも一緒に楽しめそうな一冊だった。 -
▼8歳の娘が妻と楽しそうに読んでいたので、読みました。
▼小学生のタンタくんが、自分が観察用に先生から貰ったソラマメに、逃げられてしまう。逃げられちゃったな、と思っていたら、デパートでソラマメがおばあさんの姿になっているのを発見。姉とふたりで「観察用に戻って貰うために」追跡を開始します。
▼なかなかエンタメで、妙に教訓ぽくなくてオモシロかった。まず、タイトルが秀逸だと思います。 -
やさいのやさしい町w
子どもの頃、大冒険をした気がするんですよね。全然覚えてないけれど、興奮した記憶だけはある。
きっと、みんな、なにかしらのやさしい町に出会ってるんじゃないかなぁ、忘れてるだけで。 -
お母さんの買い物に付き合いデパートへ行くかおるとタンタの2人が文房具店で見た緑色の服を着たおばあさん。その人は…
2人のコンビネーションは絶妙でとてもおもしろい物語です。
(カウンター担当/向日葵)夏休みに読みたいおすすめの本 -
おとといタンタが学校から観察するためにもらったソラマメが昨日消えた。次の日母と姉とデパートに出かけたタンタはソラマメみたいなおばさんを発見した。「僕のソラマメ!」と直感したタンタは姉のカオルとソラマメをお皿に戻すために後を追うことに。
電車で降りた町はやさいの町で…二人は指名手配されながら、ソラマメばあさんをさがすことに。
ペンネーム:ウィード -
児童書
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おもしろかったー。だけじゃなく、ほっこりした。だけじゃなく、けっこうシビアだったりもした。だけじゃなく、くすり。もあった。
うん、たかどのほうこさんだー。 -
ミソラマメリー。
ばあさんの名前。
不思議な世界へいつしか巻き込まれる…。
楽しいお話。
コメントありがとうございます。
漢字の高楼方子さん名義の本もいずれ読みたいのですが、今は、ひらがな名義の作品をたく...
コメントありがとうございます。
漢字の高楼方子さん名義の本もいずれ読みたいのですが、今は、ひらがな名義の作品をたくさん読む楽しみにハマっております。
少し前に読んだ『ねこが見た話』も奇想天外系のお話でしたが、このソラマメばあさんの話も読んで改めて、私はこの感じは大好きだぞと思いました。話の展開も面白いですが、セールで混雑しているデパートの様子を「おばさんのごった煮」と表現するなど、文章にもおかしみがあるところも好きです。
よろしければぜひ、読んでみてください♪
『文章にもおかしみがあるところ』、私もそう思います。
確か『すてきなルーちゃん』の中にも...
『文章にもおかしみがあるところ』、私もそう思います。
確か『すてきなルーちゃん』の中にも、「あじゃじゃー」や「ぎゃふん」といった表現があって、何か高楼さん自身の個性が出ているようで、こんなこと言う人なのかなと想像して楽しんでます(^^)
それから、紛らわしい書き方をしてすみません。
私は、高楼方子さんと、たかどのほうこさん、それぞれ素敵な作品だと思うので、どちらも楽しみにしております(*'▽'*)
謝っていただくことなどありませんです。
分量的に短くてすぐ読み終わることができそうなものから、気が向...
謝っていただくことなどありませんです。
分量的に短くてすぐ読み終わることができそうなものから、気が向いたらほいほい読んでますという意味で、ひらがな名義の方を…と書きました!
『すてきなルーちゃん』も、そういう面ありましたよね。高楼さんの書かれるものをいくつか読んできた今、特にこういった面白さが前面に出た作品から、私は、「面白くて、本当に大事なことのためなら多少のルール違反もできる、子どもから人気のある先生」のようなお人柄を感じています。