ファッションクロノロジー

  • 文化出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579501922

作品紹介・あらすじ

本書は、ファッションの200年を豊富な写真とイラストレーションでたどる壮大なキャットウォーク。オートクチュール、プレタポルテ、さらにストリートスタイルまで、着るものに関心を持つすべての人のための参考資料、イメージマップ、インスピレーションソースとして役立つものである。

感想・レビュー・書評

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  • 1790年から2010年まで約200年のファッションの歴史を豊富な絵や写真とともに振り返る。

    初期は着飾るというのは、高貴な恵まれた特権階級のものであった。20世紀あたりからだんだんと一般市民へもおしゃれが広がっていく、またスポーツをたしなむというところからスポーツウェア(たとえばテニスウェア)などがファッションの広がりを作っていく。

    素材の技術革新、世の中の動向、ヒッピーの世の中、技術至上主義の世の中など、世の雰囲気を即反映するのも面白い。

    女性のコルセット必須時代から、どんどん自由な服装になっていくことが、そのたびに革新的だったというのが改めて理解できた。
    (女性がボーイッシュになること、例えばスカートではなくパンツをはくこと、など今では普通であることが、革新の積み重ねであること。)

    改めて、シャネルが、どれだけすごいことを成し遂げたかが理解できた。これは、デザイン史上の大偉人ですね。

    またいわゆるブランド名の方々がどのように世の中にでてきたか、どのような役割、価値を果たしたか、クリスチャンディオールの偉大さなど。も面白い。


    きちんと歴史をとらえると、理解に深みがでるんだなと。
    ロックとかも、歴史を知るとまた、今までと違った価値が感じられたもんな。

    と、ファッションの概要を知るのにとても良い本でした。

  • 副題:エンパイアドレスからエシカルデザインまで

    Contents:イントロダクション、1800-1837 リージェンシー&ロマンティック、1837-1858 初期ヴィクトリア朝時代、1858-1870 オートクチュール、1870-1914 ベル・エポック、1914-1930 アール・デコと狂乱の1920年代、1930-1939 スタイリッシュな1930年代、1939-1947 戦争の影響、…他

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