- Amazon.co.jp ・マンガ (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582287486
感想・レビュー・書評
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大好評コミックスがついに完結! 天孫降臨、ニニギの結婚、海幸彦・山幸彦、海神の宮訪問のエピソードなど、神代最後の時代を描く。短編漫画「おとうと」、神さま大系図も収録。
「驚くほどに愛らしく、自由で、残酷で、わがままな物語――。
日本最古の神話・古事記が、ロマンあふれる絵物語になってよみがえる!
日本誕生の歴史をたどる、こうの史代最新作。」
「漫画になるのを待っている!と感じました。だって、漫画にはサイレントという絵のみで展開させる手法があるのです。文字を使わず意味を伝えられるのだから、古文が付いたからといって読めなくなる筈がないのです」(あとがきより) なんという発想・・天才か!!(三宅香帆)
・おもしろかった。こんだけの神様よくイメージ出来たなぁ!人間くさい神様たちがこの漫画でますます人間くさく感じられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初の頃の
やたら神が誕生して
ごちゃごちゃしてる時より
徐々に
人間味のある神様たちの
お話になってきた
面白い
続き読みたいなぁ
ブックオフ武蔵新城店にて購入 -
天孫降臨以降はやはり人間臭さを感じるようになります。
この作品は神代編で一旦区切りがついていますが、こうの史代先生は人代編もいつか描きたいと、あとがきに記しています。
神武天皇や倭建命が登場する、悲しくも雄大な物語ですね。
その「いつか」がやってくることをとても楽しみにしています。 -
天孫降臨である。怪しいサルタビコの神は国つ神、則ち地上系の神を先導させて、ヒコホノニニギが地上に降り立つ。コノハナノサクヤビメとイワナガヒメを天秤にかけ、美貌の妹神だけを選んだことから、子孫は永遠の命を失うことに。天皇の系譜、有力氏族が神の系譜であることを説明する神代編はここで終わる。作者が、サンライズ出雲で出雲へ旅する描写が、私の初寝台特急乗車の思い出を彷彿させて懐かしく感じた。
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海幸彦と山幸彦の物語も、兄弟の相克だった。骨肉の争いは、古代から連綿と続いているのだ。
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古墳女子の知人にすすめられて。
#出雲松江旅行本 -
ほんとによくできた本だと思う。古事記全体をイメージしやすい。個性豊かで人間くさい神様がたくさんでてくるというのは、ギリシャ神話と近いものがある。
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ボールペンで、シンプルな線で、
なんでこんなに素晴らしい絵が描けるんだろう?
神様の名前が覚えられなくても、
こうのさんの絵のおかげでサクッと読めます。 -
完結。でもこれで古事記の1/3に過ぎないとのこと。先は長い。作者はきっと描くと言っているし、出たら読みたい。
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天孫降臨から後の神武天皇の誕生までで、ひとまずシリーズ完結。