インドの大道商人

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582481075

作品紹介・あらすじ

悠久の大地に商う無辜の民110人を路上インタビュー。取材期間11年を費した渾身のインド映像曼陀羅。

感想・レビュー・書評

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  • ラージャスタン及びデリーでの11年に及ぶ大道商人へのインタビューをまとめたもの。インド好きな人に対してはもちろんのこと、フィールドワークの観点からも相当面白い一冊です。ぶっちゃけ、文化人類学の本として売れるのではないでしょうか?

    文章から筆者がいかにインドを愛しているかが伝わるうえに、写真家の山田さんなだけに写真も素敵で、なかなかどうして充実内容の一冊です。多種多様な職業が登場し、かつて旅したインドの、路上の混沌や喧騒を思い出しました。

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著者プロフィール

1946年富山県生まれ。作家。『インド ミニアチュール幻想』(平凡社/文春文庫)で講談社ノンフィクション賞、『知られざる魯山人』(文藝春秋/文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他の著書に『魯山人の美食』(平凡社新書)、『インドの大道商人』(平凡社/講談社文庫)、『21世紀のインド人』『魯山人の書』(いずれも平凡社)、『瀑流』(文藝春秋)、『夢境 北大路魯山人の作品と軌跡』(淡交社)などがある。

「2019年 『永遠なれ 魯山人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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