ペンギン全種に会いに行く

著者 :
  • 平凡社
3.82
  • (7)
  • (9)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582542349

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2003年に発刊された本の中のペンギンの現状は良いことばかりではなく、それは2023年の今でも続いていて、加速している。それを悲しく思うのと同時に環境には逆らえないと肩を落としてしまった。
    そんな中でも、素晴らしいともある。人間がペンギンを保護している現実があることだ。ペンギンや他の野生動物が住む島を立ち入り禁止にしたり、ペンギンと人間が共住している島では、ある時刻になると、通行禁止にしたり、ペンギンのストレスを軽減するであろう行動がとられていることに、感動した。

    タイトルの通り、ペンギン全種、18種について1種ずつ特集されていて、違いをめくりながら感じられるのが良かった。
    歴史や環境で変化する性格や暮らし方が特に面白かった。
    水族館にいるペンギンをみるのがまた楽しみになった。

  • うちの蔵書。数年前に古本でゲットした。
    海洋写真家の中村庸夫の本なので。

    10歳児Fが「しろくまカフェ」にハマってて、「キングペンギンとコウテイペンギンはよく似てるけどヒナは全然見た目が違うんだよ。大人の見分け方はね…」とか話してくれたので、んじゃあ、とこの本を眺めた次第。
    お母さんはイワトビペンギンが好きだなあ。

  • ペンギンって、やっぱり特殊な環境に生きている。多少汚い感じなのもいるけど・・

  • ペンギン入門書として読んだ。この一冊を読みこんで主たるペンギン18種の区別はつくようになりました!アゴヒゲペンギンかわいいなー。
    野生ペンギンの生息種類数の世界一はNZ(7種)だけど、飼育種類数ではなんと日本がダントツの世界一なんだとか!日本で会えるのは、コウテイ・オウサマ・アデリー・アゴヒゲ・ジェンツー・マカロニ・イワトビ・コガタ・フンボルト・マゼラン・ケープの11種。すばらしい。南極に行く前にまずは八景島ですな。

  • 写真が多くて説明も充実

  • 0911『自然とかがくの絵本総解説』より

  • 私にとっての元祖ペンギン解説本で、とてもわかりやすいです。

  • いつか南極にいくぞ!

  • 渋谷や新宿の人混みのように、ペンギン達で埋め尽くされた場所の写真が数枚あり、圧巻。ペンギン大好きでも、たくさんいてかわいいというよりは、ちょっと不気味ささえ感じてしまうほど。これが野性で、現地で直接見た迫力なのだろう。欲を言えば、全ページカラーならもっとうれしい。

  • 会いにいきたい。
    そのうちに、一種類でも。
    簡潔にいろんな種類の説明を書いてくれてて、ペンギン好きにはたまらない本。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

中村 庸夫
1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。同大学院理工学研究科修了。大学院修了後、北極から南極まで、地球の七つの海を旅しながら写真を撮り続ける。2006年、国土交通大臣から国民の祝日「海の日」の制定に尽力するなどした事が評価され、「交通文化賞」を受賞。2010年、海洋に関する芸術活動の功績で、内閣総理大臣賞「海洋立国推進功労者表彰」を受賞。写真集や著書は『七つの海の物語』(データハウス)、『海の名前』(東京書籍)、『ペンギン全種に会いに行く』『クジラ』(平凡社)、『サンゴ礁と海の生き物たち』(誠文堂新光社)など140タイトル以上。アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアなどでも写真集が出版されている。

「2022年 『はじめてのずかん うみのいきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村庸夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×