新装版 鴨居羊子とその時代-下着を変えた女

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582620498

作品紹介・あらすじ

昭和30年代に髪を金色に染め、「下着は白が当たり前」とされた時代にカラフルな下着を提案し、行動そのものがアートだった鴨居羊子。唯一の評伝が待望の新装版で登場。

感想・レビュー・書評

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  • 戦後日本の早い時期に、下着をとおして新しい女性像を創造した、デザイナー・ブランドオーナーであった鴨居羊子の評伝。
    著者はその創造性や影響力を、シャネルやヴィヴィアン・ウェストウッドに比肩する人物として評価している。
    本書は、生前の関係者への綿密なインタビューによって、鴨居羊子の生涯と人物像を追った労作。
    鴨居羊子自身が、事業の創業期や発展期について書いた『私は驢馬に乗って下着を売りにゆきたい』と併せて読むと、この複雑で多面的な女性の全体像が掴みやすいと思う。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“コンクラーベ”で登場。
    http://harajukubookcafe.com/archives/920

    青山ブックセンター 佐々木貴江さんが篠原ともえさんへ向けてプレゼンした1冊。
    『篠原さんと言えば宙ガールですが、お洋服のデザインもなさっているということで、私にはかっこいい女性のイメージがあります。鴨居羊子さんとは、1950年代に活躍した下着デザイナーで、スキャンティという言葉の命名者としても知られています。』(青山ブックセンター 佐々木貴江さん)

    見事、篠原ともえさんの今読みたい本に選ばれました!


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://harajukubookcafe.com/
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

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著者プロフィール

お茶の水女子大学文教育学部卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科(博士課程)修了、博士(社会学)。武蔵大学社会学部教授。専攻は都市社会学、地域社会学。著書に『瀬戸内海離島社会の変容』(御茶の水書房)、『もんじゃの社会史』(青弓社)、『質的調査データの2次分析』(ハーベスト社)、『マニラへ渡った瀬戸内漁民』(御茶の水書房、第2回日本社会学会奨励賞受賞)など。

「2010年 『温泉リゾート・スタディーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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