日本の美女 (コロナ・ブックス)

制作 : コロナ・ブックス編集部 
  • 平凡社
3.70
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本棚登録 : 29
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582634761

作品紹介・あらすじ

匂い立つような色香。どこか引き込まれてしまう表情やしぐさ。古の美女の秘密がこの1冊にあり。

感想・レビュー・書評

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  • ありとあらゆる日本の美女がえがかれている一冊。西洋美女にはない奥ゆかしさ、怪しさをたたえた美女たち。エッセイに竹久夢二、佐野洋子、金子國義などが寄稿。もちろん大好きな甲斐庄楠音も載ってて良し。

  • 浮世絵から現代の日本美人。

  • (2020-02-12L)

  • ふむ

  • 江戸末期から昭和初期にかけての『美人画』を集めた一冊。部位や仕草に焦点を当て、関連したコラムも面白い。
    …なんだけど、合わなかった。

    甲斐庄楠音
    木村斯光
    岡本神草
    菊池契月

  • 表紙の陶器のような白い肌の美女からもうノックアウト。浮世絵から竹久夢二まで、日本の美女絵画を濃縮還元。北野恒富の絵が多いような気がするが、それだけ選者の眼には北野美女が魅惑的な存在なのだろう。「目もとが涼しい美女たち」「柳腰の美人」「美女のポスター」などトピック別に分かれていて薄い本の割に読み応えがある。夢二や松園、佐野洋子さんのエッセイも収録。充実した読後感でした。

  • 絵画鑑賞がとても好きな私ですが、殊に人物画が好きです。
    なかでも女性を描いたものが。

    日本の美女、なんてタイトルなので、綺麗な人を見ては
    ああ羨ましいとため息でもつくのかと思ったら、そうじゃなくて。

    浮世絵を源流とする、日本の美人画の鑑賞ポイントを
    美しい絵を満載にして解説してくれている、目も彩な一冊。

    解説って言っても、私たち日本人が持っている、女性の美に
    対するポイント、綺麗と感じるツボを中心に鑑賞することで
    和美人っていいなあ、と再認識させてくれる感じで、決して
    肩の凝るややこしいものではありません。

    美人画の全集みたいなものを買うとお高いですが
    この本だとお値段も手頃で、大人が休日にじっくり眺めて
    まさに手の中で楽しむには、最適な本です。

    着物の意匠とかにも興味が湧きますので、和モダンとか
    大正浪漫お好きな方にも是非ご覧いただきたい。

    私、あまり購入はしない方ですが、コロナブックスは
    買おうかなって思うテーマが多いです。
    これも買うことになりそう。
    点数の少ない貴重な絵も多数収録されています。

    あ、それと、美術館の収蔵先もしっかりリストがあるので
    これを持って鑑賞されるのがいいと書いてありました。
    まことにその通り。

    行き届いたご本でした。

  • 地元の図書館で読む。

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