伊東豊雄 美しい建築に人は集まる (のこす言葉KOKORO BOOKLET)
- 平凡社 (2020年6月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582741247
作品紹介・あらすじ
生殖補助医療、ゲノム編集、安楽死……。変化が生じる生老病死のあり方。科学政策論の第一人者が考えるヒントから政策立案まで提言。
感想・レビュー・書評
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県立
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身体のなかから、腹の底から生みだした建築には時代を経ても変わらない力がある。国立競技場のコンペティション敗北を原動力に、厄災の時代に建築が果たす役割を問い続ける。(出版社HPより)
★☆工学分館の所蔵はこちら→
https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22163730 -
伊東豊雄氏の著書の中では比較的読みやすく優しい語り口である。
東京では旧TODSなどの商業建築が多く、ほとんど氏の公共建築を実際に訪れたことはないが(せんだいメディアテークは過去に一度だけ訪問)、理屈抜きに皆が美しい建築をつくりたいという最期の言葉が印象的だった -
【いちぶん】
いくら外出自粛をするように言われても、昼間のカフェは満席である。身の危険を賭しても人は家に籠っていられない。人はやはり人に会わないと安心出来ない。建築は人の集まる場所をつくる仕事なのだと改めて思わずにいられない。
(p.98) -
いまだに自身の過去の作品に対して疑問を抱き、常に変化し続けようという意識に驚かされる。
伊東豊雄の言う美しさ
五感に訴えかけるような空間を考えていきたい