- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897376745
作品紹介・あらすじ
六〇年代後半から日本のインテリアデザインを牽引していった倉俣史朗。彼はデザイナーとしての強い信念を持ち続け、トップランナーであるがゆえの孤独感に苛まれながらも自分の夢を確実にかたちにしていった。本書は、四人のクリエイターのフィルターを通して「KURAMATA」の実像に迫るものである。
感想・レビュー・書評
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60年代後半から日本のデザイン界をリードした倉俣史朗。4人のクリエイターのインタビューを通して倉俣史朗のデザインと人となりを浮かび上がらせるインタビュー集。
証言を読みながら図版を見ると、今さらながら高潔なそのデザイン力に惚れ惚れする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯文:"デザインとは何か。その一つの答えがここにある。"
目次:プロローグ 今,現像された倉俣史朗の夢、倉俣史朗エッセイ、平野啓一郎 小説の中で「デザインとは何か」を考える、伊東豊雄 モダニズムからその先の世界へ、小池一子 二人の反骨精神が時代を切り拓く、深澤直人 倉俣史朗と同じだけ生きてみて思うこと、エピローグ 倉俣史朗の「自由」と「感化」 -
平野啓一郎さんの思考、文章が素晴らしかった。
機会があれば小説を読んでみたい。 -
倉俣さんは人を驚かすのが好きな人だったんだな。
デザインは深い。 -
数少ない入手可能な倉俣史朗に関する纏まった著述。倉俣史朗とは何ぞや、を知るにうってつけの一冊。名久井さんの装幀もキュート。