- Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582761627
感想・レビュー・書評
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とにかく登場人物が多く、それぞれの関係性がこんがらがる。冒頭の主要人物表、巻末の人物相関図を見ながら読み進めたので内容の理解に時間がかかり、しかもそれでも正確に把握できているか自信がないほど。主人公は一応宝玉だが、その親類縁者や関係者に関する物語がどんどん枝分かれして広がっていっている。宝玉の恋物語と聞いていたが今のところはまだあまりその要素は感じられない。宝玉の見た夢(?)のシーンが好き。天女に導かれ、美女達の未来を垣間見るのだが幻想的に描かれている。何というか。。美人は必ずしも幸せに結びつくわけではないのだなぁ。。
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やや読みにくい。物語としては面白そうだが。
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「女の子は水でできていて
男は 泥でできている」
っていうセリフがいい。
そのとおりだとおもう。 -
原題は「石頭記」。中国の「四大名著」のひとつとされます。中国史上最大傑作のひとつとされています。貴公子賈宝玉と彼をめぐる林薫玉ら12人の美人の物語です。悲しい恋の物語ですので、雨の日におすすめです。 陳大為
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浦野所有。
複数のストーリーが同時並行的に進むので、頭のなかで整理しながら読まないと、訳がわからなくなること必至です。自分なんか、まだ第1巻を読んだだけなのに、主要登場人物の名前と顔が一致しません…。
(登場人物の多さは、さすが中国文学といったところでしょうか)。
ただ、主人公・賈宝玉のプレイボーイっぷりがすごいというのだけはわかるのですが(^^;;
にしても、こんな調子で最終巻の第12巻まで読めるのやら。
ところで『紅楼夢』の完全訳には、平凡社ライブラリーと岩波文庫のものがあります。立ち読みしたところ前者のほうが読みやすかったのですが、読み進めるに連れ、独特の言い回しが気になって、あまり作品世界に入り込めず、いまでは「失敗したかな」と思っています。
というわけで、第2巻からは岩波文庫版に乗り換えます! -
中国の四大古典小説の一つ。読書中<BR>主人公の賈宝玉はどうやら相当の放蕩者のようです。<BR><B>女の子はみな水でできた身体、男はどれも泥でできた身体。</B>