- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582763539
作品紹介・あらすじ
麻雀大会の段取りを考え巡らしているわくわくさで、読んでみるべき絵本を選び出します。ハンカチーフにアイロンを掛ける快さのまま、改めて絵本を開きます。ちょっとなじんだホテルに泊まるようななつかしさで、絵本を再読、再々読します。ほんとうに、何の引っ掛かりもない、ひたすら愉しい作業です。
感想・レビュー・書評
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請求記号・019.5/Go
資料ID・310001355詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学術的な読みも大事だけど、こちらの二人の読みの方が、想像力と余裕の力によっているだけに、面白い。それなりの納得の根拠があるわけです。一人で読んでもこうはいかない。対談の妙もあります。
・この因果のなさのパワーってすごい。
・冗談感覚、批判精神、ややネガティブな想像力:パロディの必須要件
長新太
エッツ
新宮晋
林明子
レイン・スミス
アンゲラー
タイガー立石 -
2013.9.24市立図書館
一冊の絵本をめぐる対談+補足として同じ作家の別の絵本をとりあげた文章2本というスタイルでわりとぱーっと読める。
とりあげているのは
長新太「ちへいせんのみえるところ」
マリー・ホール・エッツ「ジルベルトとかぜ」
新宮晋「いちご」
林明子「こんとあき」
レイン・スミス「たのしいホッキーファミリー」
トミー・ウンゲラー「すてきな三にんぐみ」
タイガー立石「とらのゆめ」
の7作家。
五味太郎さんの深読み解説が(ひじょうに納得できる部分も妄想暴走部分も含め)おもしろい。絵本を作る立場(作家・編集者)からの感想や意見もおもしろい。知ってる絵本ならいままでみていなかった部分に気付かされ、知らなかった絵本は読んでみたくなる。 -
絵本作家の目から絵本を読んでいきます。『こんとあき』って有名なのかな?ちょっと読んでみたいです。『すてきな三にんぐみ』は有名ですな。私も大好きです。懐かしい気持ちになれるので、ぜひ一度どうぞ。
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五味太郎が好きなんです。絵本が好きなんです。
「こんとあき」の章を読んで、ますますこの絵本が愛しくなった。自分用に今さらだけど1冊買っておこうかしらと本気で思う、「こんとあき」。だいすき。
あと「いちご」はすごいなあ。これも欲しい。