ランダムな世界を究める (平凡社ライブラリー)

  • 平凡社
3.22
  • (0)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582764093

作品紹介・あらすじ

「IT」「ヒトゲノム」は最早、日常語といえるほどの現在、いったい、科学は、技術社会は、われわれの生活と生命に何をもたらそうとしているのか。基礎科学としての物理学の世界に物質と生命、科学と技術の今と未来を、「斯界の第一人者」と「質問の名手」が探った記念碑的対話。-新世紀像が、見えてくる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • それぞれの章末にまとめられた丁寧な注にも助けられるが、何よりご自分の研究領域について、たいへんにわかりやすく説明されているところに、米沢富美子氏の研究者としてのレベルの高さを実感させられた。それはもちろん、立花隆のインタビュアーとしての事前の準備があってこそのことである。

  • ホーキング博士が有名にした理論物理学。
    ホーキング博士は宇宙論だが、この人は
    正反対にミクロの世界。
    その名もアモルファスという非晶質(つまり、結晶していないこと。)についての第一人者。
    そこへ質問力たっぷりのインタビュア 立花隆さんと
    の対話。
    文理系問わず楽しめる本

  • 米沢先生を知った本。物理を修めた親戚の方に戴いたもの。当時はまさか、後々自分自身が複雑系を扱うようになるなんて思わなかった。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

前慶大

「2015年 『人物でよむ物理法則の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

米沢富美子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×