山名の不思議: 私の日本山名探検 (平凡社ライブラリー た 13-1)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582764758

作品紹介・あらすじ

そもそも山には名前はなかった。山に名前がついたのは人間の都合である。あるとき、誰かが「フジサン」とか呼びかけたのだ。では、なぜ「フジサン」だったのか。著者は、答えを求めて東アジアを歩き回る。町から里、そして人間臭い山々へ。やがて見えてくる山と人の文化や歴史。

感想・レビュー・書評

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  • 2020/6/13購入

  • 登ったリストを眺めつつ、まだ「岳」のつく山がないなーと思っていたら、この本に出会った。

    日本人はフジサンと言うのに、なぜ外国人はフジヤマというのか。なぜピークなのに峠と呼ぶ地域があるか。なぜ丸っこいのに「槍」と呼ぶ山があるか…など、由来を解きほぐしながら山名の成り立ち方を考える。

    著者のプロフィールを見ると、文化論者…? 特に肩書きはないようだが、日本の古語、伝統的な文化文物や朝鮮語に詳しいので、こういう本を書くのにふさわしい人なのだろう。

  • 地名には、その地に生きる人々の歴史や、暮らしが隠されてると思う。
    この手の本は大好きなのだか、残念ながら年のせいか、読む先から内容を忘れてしまう。
    読んでる時は感心して読んでるのだが

    だいぶ前の読了。

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