山東民話集: 中国の口承文芸 3 (東洋文庫 274)

  • 平凡社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582802740

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中国は山東半島周辺に伝わる昔話を採取したもの。
    (余談/山東といえば太史慈の出身地)

    さすが半島、中国にしては漁師の話が充実しています。またあのへんは泰山とか蓬莱山(架空)の付近ということで、山岳信仰系も充実。民話は民の暮らしや願望、簡単な社会組織を知るのにとてもよい資料ですね。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1934年千葉県生まれ。東京都立大学人文学部文学科(中国文学専攻)卒。出版社勤務ののち、神戸大学文学部教員、雑誌『中国』編集部、平凡社版『南方熊楠全集』校訂者ののち、1974~97年、都立大教員。南方熊楠邸の資料整理に協力。2004年南方熊楠特別賞受賞。
著書に『南方熊楠 森羅万象を見つめた少年』(岩波ジュニア新書、1996年)、『中国の花物語』(集英社新書、2002年)、『南方熊楠 梟のごとく黙坐し居る』(ミネルヴァ日本評伝選、2006年)、『南方熊楠の説話学』(勉誠出版、2013年)、訳書に『中国民話集』(岩波文庫、1993年)などがある。

「2019年 『中国民話と日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯倉照平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×