- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582832327
感想・レビュー・書評
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表情の絵は月夜に大きなゾウの牙の上に小さなネズミ。ゾウの名前はロメオ、ネズミはジュリエット。ロメオはとても恥ずがり屋で、すぐに真っ赤になります。でジュリエットと運命の出会いをします。まあ読んで見てください。
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2014年11月18日
<ROMEO & JULIETTE> -
大きくて優しくて恥ずかしがり屋のゾウの話。
ロメオはすぐに赤くなるので仲間から「トマト」と呼ばれている。
色を気にせずにすむ夜に出歩いていたら、ある日ネズミのジュリエットと出会う。
いい話だけど寓話すぎるかな。
私(赤面症)には染みることなく表面をつるっと滑り落ちてしまった。
背表紙のあらすじをみて話が読めてしまったせいもある。
悪くはないんだけど。
ストレートすぎて救われたがりには物足りなかった。
いきなり読めば感動なのかもしれない。
子供だったらどうかな。うれしく読めたかな。
厚く塗った絵が好き。
ジュリエットは角度によってメイシーっぽく見える。
もっと子供っぽい口調が良かったな。
ジュリエットが大人の女性口調だと、友情よりも母性による(一方的な、無条件の)受容っぽくなってしまう。
文章がちょっと浮いている。
変とか悪いとかじゃないんだけど、あまり絵本の言葉っぽくないのかな。
狭いスペースに無理してつめこんだ感じがする。 -
マリオ・ラモさんの作品に初めてであった本。優しくて温かなストーリーと、それにあった優しい絵が素敵です。