幸田文 きもの帖

著者 :
制作 : 青木 玉 
  • 平凡社
3.82
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本棚登録 : 280
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582834321

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本 読了

    やはりこの方の感性好きだ。
    生き様も好きだと思う 。
    年をとってリタイヤするような状況になったら着物で暮らしたいと思った作品。
    夏の着物、秋の着物が特に心に残りました。
    それにしても幸田露伴の美意識と言ったらすばらしい。

  • 資料番号:011094232
    請求記号:F/コウダ

  • 文さんの文章が、すごく心地よく
    じっくり浸りながら読みました

    クラフト・エヴィングの装丁も素敵ポイント☆

    着物なんて、着たこと無いに等しいのですが

    読んでいたら、私も着てみたくなりました

    自分なりに、粋に着こなせたら格好いいだろうなぁー

  • 着付け講師である私の一番で永遠の着物バイブル。

  • 着物を着るべく、しまいこんだ衣装箱から取り出して虫干し中。
    しかし幸田文さんのこのエッセイを読むと、着物って難しいなと躊躇してしまう。
    生まれた時からたぶんほとんど着物の幸田文さんが50にしてやっと着物のことが分かってきたような気がする、などと書いているので昨日今日着物を着始める人はどうすればいいんでしょう。

    たぶん着物を着なれている方にはうんうん頷けるところおおいのでしょうか。

  • 毎日身につけるものとしての着物、についての
    幸田文のエッセイ集。

    洋服とはまた違った、でも同じように緊張感のあるおしゃれだったんだな。
    いや、過去形じゃないか。
    まだ、現在形で着物はおしゃれができるもののはずだ。

  • 嗚呼、着物が着たい。

  • とても勉強になりました。

    書かれた事を感じながら、
    着こなせるようになりたいなぁ。

  • 幸田文の着物に関わる随筆集。作品は読んだことはないけれど、幸田文という女性が好きになった。着物について説明を入れながら、自分の昔や着物にまつわる話を語っている。着物を着たくなる本。

  • 図書館で借りた本。
    幸田露伴の娘、幸田文さんの着物のあれこれのエッセイ集。

    幸田文さんの潔い感じが、文章のはしばしに表れてきて、
    日本の女性はこうありたいなと思った内容でした。

    着物とちゃんと向き合うようなそんな風な人生を送りたい。
    そう思いました。

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著者プロフィール

1904年東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。’28年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚、幸田家に戻る。’47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。’56年『黒い裾』で読売文学賞、’57年『流れる』で日本藝術院賞、新潮社文学賞を受賞。他の作品に『おとうと』『闘』(女流文学賞)、没後刊行された『崩れ』『木』『台所のおと』(本書)『きもの』『季節のかたみ』等多数。1990年、86歳で逝去。


「2021年 『台所のおと 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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