- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582837551
感想・レビュー・書評
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川上弘美さんの、このシリーズ大好きです。
不思議な出来事に、時々クスッとなる。
カメムシの人生は、首が太くてうしろを向けないのが、苦しかったです。
の、一文にやられました。最高詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現実と虚構のあいだをふわふわ漂うようなこの日記も5冊目です。
著者曰く「ほんとうのことがほとんど」ということですが、ほんとにほんと?
これは作り話だと思うものもあるけれど、なさそうでありそうな絶妙なエピソードに、くらくらしてきます。
電車に乗り込んできた、おそろいのコム・デ・ギャルソン(たぶん)を着た三つ子のおばあさんの話は、妙にくっきりと頭の中で映像が浮かんできてしまい、実際に自分も見てたのではないか…と、余計にくらくら。
川上さん、もう還暦を迎えられたのですね。
日常で起こる"妙なこと"をおもしろがりながら、私も年を重ねていきたいものです。 -
いつものようにシュール。
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ゆるゆると読みながら、ふふっと笑ったり、
むむっと思ったり、おお…と驚いたり。
肩の力を心地よく抜いて読める東京日記。
ほんとかなぁ。でも、ちゃんと見渡せばあるのかも、
と思えるところも、読後のお楽しみ。
疲れた時の、美味しいお菓子のような
嬉しい読書時間。 -
めっちゃおもしろかった。。
川上弘美さんってエッセイもさいこう。
また読みたい。
読んでない分のエッセイも読みたくなった◎
図書館で出会ったのだけど、これは良い出会い。 -
四月某日の平和な吉祥寺。朝、電車にのると就業規則を読みながら会社に入ったばかりの娘さんがパンツ丸出し大股開きで座っている。昼、散歩をすると短いシャツにレギンスだけでお尻丸出しのぽっちゃり娘さんが歩いている。夜、ジムに行くとバスタオルをまきつけた60代のおばあさんが両方のたれたおっぱい丸出しでのしのし歩きまわっている。いつも丸出しの吉祥寺。おどろおどろしいタイトルとはまったく裏腹で全て世は事もなし。
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東京日記5とあります。
人気のシリーズなんですね。川上さんの日常を日記にしてあります。
近所を歩いていて遭遇したこと、雪の日に雪ダルマを作ったこと、雑草を食べてもらうためのレンタルの山羊の話、飲み会での話、こうしてみるとまあ私たちにもある話しかなと思いますが、内容を読んでみるとぎょっとしたり、えっ?と思ったり、とにかく面喰います。
半分くらいは作りごとですよね?って、やはり読者の多くが思うらしく質問があるそうですが、たいがいは本当のことで、読者の皆さんも体験しうることですなんて信じられません。
ユニークな川上弘美さん。 -
とうとうきた。
この、「東京日記」シリーズで川上弘美さんが三鷹、吉祥寺あたりが生活エリアだということは知っていたけれど、この「5」が書かれた時期は、私もこのエリアに出入りしていた頃。
あー!公園って井の頭よなあ、とか、ヨドバシカメラってあそこのよね!とか、書かれていることがより鮮明に、他人事とは思えない気持ちで伝わり、テンション最高潮。なんならすれ違ったこともあるかもしれない。
吉祥寺あたりの雰囲気が好きでなんの用事もないのに行く街のひとつだった。そりゃあそんな素敵なエリアで心地よく暮らされている川上弘美さんの文章もワタシ好みのはずだ。好きと好きが繋がってることってワタシの人生で割とあるけれど、こういうのは偶然でもなく必然なのだと再認識。 -
途中まで読んで、前にも図書館で借りて読んだことを思い出したが、面白いので最後まで読んだ。永遠に読んでいられそう。
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パソコンは爆発しない