人間久野収: 市民哲学者、きたるべき時代への「遺言」 (平凡社新書 153)
- 平凡社 (2002年9月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582851533
作品紹介・あらすじ
戦前・戦中・戦後を通して反権力を貫いた哲学者久野収。「わしは俗流哲学者やから」が口癖だった。その久野と「父」と「子」のように、三十年の親交を重ねた著者が膨大な対話記録から、肉声を再現、青年時代から晩年までの人間味あふれる「生」を浮かび上がらせる。いま、「市民」の思想とは何か。「市民哲学者」の核心に迫ったノンフィクション。