デジカメ時代のスナップショット写真術 (平凡社新書 159)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582851595

感想・レビュー・書評

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  • 写真家の方が、頭であれこれ考えるんじゃなくて、体を動かして「スナップ写真」を撮ろうよ、と提案している本。フィルムカメラ時代の人の、デジカメ時代に対するカルチャーショック的なことも書いてある。読み物として面白かった。高性能のカメラも記憶媒体も値段が下がり、小型化し、著者の言っていることをまさに実践している人が多くなっているんじゃないかと思う(そもそも写真家ではない一般の大多数の私たちにとっては写真って結局スナップ写真にすぎないのでは……というか)

  • 写真家が書いたスナップ撮影術。東京の下町、湾岸地区のニュータウンなどを中心に、そこに住む人々の生活をスナップ撮影することを得意とする著者の一冊。何を隠そう、今年の私の目標は、デジタル一眼レフを使いこなしフォト技術を学ぶ…だった。気付けばもう年末。カメラの取説を読み、独学を少しずつ進めているところだが、まだまだ道は長い。絞りやISOを理解して、明るいところ、暗いところ、等、状況に応じて瞬時に判断出来る術を学びたい、と思っていたのだが、あまりアカデミックな記載はなかった。作者は、身近なものを専門に撮る写真家。まずは町に出て撮ってみようと呼びかける。
    文中にあるHiromixという女性カメラマンが気になった。彼女は高校生の時、日常の周辺にあるありふれた風景を撮った作品が写真展のグランプリに輝き、瞬く間に写真家となった。蜷川実花と同世代だと言う。聞いたことあったけど、作品も調べてみようと思った。
    この本から学んだことは正直少ないが、もう少し技術面を勉強してバンバンカメラを使おうという意気込みは強くなった

  • 非常に概念的。

  • 町を撮ることの精神的な意味合いを考えるヒントをたくさんもらった。

  • スナップショットのすすめ。写真技術である「構図」や「露出」を忘れて身の回りのモノを写してみようかにゃあ。

  • どうなるのか

  • [ 内容 ]
    「家族写真は、息がかかるくらいの距離で」「まず続けてシャッターを押すことを覚えよう」―。
    当代随一の名手が、写真の王道「スナップショット」の尽きない魅力とテクニックを懇切丁寧に解き明かす。
    デジカメ時代に、自分ならではの写真を楽しむための決定版入門書。

    [ 目次 ]
    第1章 技法書を捨てよ町に出よう(写真を「撮る」ということ;教科書通りの大人、教科書を読まない少年少女;そこに町がある、カメラがある)
    第2章 スナップショットのススメ(スナップショットとはなんだろう;スナップショットはなにを映し出すか;スナップをはじめる前に)
    第3章 ご近所写真術入門(愛しい人を写す;近所を写す;賑やかな街を写す;愛しの町を写す;祭りを写す;旅を写す)
    第4章 デジタルカメラはどう使う(デジタルカメラと上手につきあう;デジタルカメラとスナップ;デジタル一眼レフの時代)

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  • 写真を楽しく撮る参考になる本です。

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