知られざる福沢諭吉 下級武士から成り上がった男 (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853483

作品紹介・あらすじ

近代日本をリードした啓蒙思想家であり、今でも「偉人」として評価される福沢諭吉。同時に、彼は拝金主義者、ほら吹き、変節漢といった人格的批判も多く受けた人物だった。下級武士から幕臣、啓蒙思想家へと異例の出世をした福沢の真の姿はいかなるものだったのか。福沢に対する人格的批判の当否を検証し、「成り上がり者」福沢諭吉の心性を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 福沢批判本。ただし、思想的側面ではなく人物研究が主体。拝金主義者で品格に欠ける人物である事を実証的に解明している。ただし、家族観や性規範については近代的で評価できるとの事。
    福沢はヨイショ本が多いので、こういう批判本は貴重ではある。

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主な著書に、『史疑 幻の家康論』『異端の民俗学』『知られざる福沢諭吉』『サンカと三角寛』『日本人は本当に無宗教なのか』『独学文章術』など。

「2022年 『村八分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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