iPS細胞 世紀の発見が医療を変える (平凡社新書 431)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 349
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854312

作品紹介・あらすじ

具合の悪いところは、新しい臓器に替える-そんな夢物語が、実現にむけて着実に進んでいる。それを可能にしてくれるのが"iPS細胞"。60兆もの細胞を持つ私たちのからだも、もとは、たったひとつの受精卵からはじまっている。iPS細胞の研究は、その仕組みを解くことだったのだ。さあ、生命科学の最前線へ「いのちの仕組み」を探りに-。

感想・レビュー・書評

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  • iPS細胞についての一般人向けの解説書。難しい専門用語を極力使わずに、ES細胞や幹細胞、再生医療といったiPS細胞と密接に関係のあるもの、研究の歴史や取り巻く環境なども含めて包括的に説明している。内容は一般教養レベルとしては十分。わかり易く書かれている。

    驚いたことに著者は大学院博士課程に在籍中とのこと。研究に追われ、忙しいであろう日々の中でも、一般の人々に最先端の研究の状況を伝えたいという意欲を感じられた。

  • 90円購入2012-01-09



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】
    ・新書がベスト

  • 全ての分野にこのレベルの入門書があれば…。というぐらい極まった一冊。魅力的なテーマの提示から始まり、適度な図解と例、章ごとの導入とまとめと至れり尽くせり。「読んでみようかな」で読めるので、万人にオススメ。

  • iPS細胞の話に入る前の基礎知識の部分が丁寧に書いてあり親切。iPS細胞そのもののについては、進展の著しい分野なのでもっと新しい本を参考にした方が良いかもしれない。

  • iPS細胞とES細胞について。クローン胚の作成が難しいことなどが丁寧に書かれていた。

  • 具合の悪いところを、新しい臓器に替えられたら…。そんな夢物語を可能にしてくれる“iPS細胞”と、再生医療の最前線をわかりやすく解説する。最新の研究内容と日本の取り組みを増補。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA86480435

  • 再生医療についてとてもわかりやすくまとまっている。
    再生医療の分野はこの頃から随分進展しているはず。

  • 文章構成がやや乱雑で頭に入りづらい
    なるべく丁寧に教えてくれようとしているのはありがたいのですが

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著者プロフィール

1976年生まれ。京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。東京女子医科大学特任講師、慶應義塾大学特任准教授などを経て現職。専門は幹細胞生物学。再生医療研究とSF小説などを中心とするポピュラーカルチャーを題材に、「文化としての生命科学」の確立を試みている。著書に『iPS細胞 世紀の発見が医療を変える』(平凡社新書)、共著に『再生医療のしくみ』(日本実業出版社)などがある。

「2013年 『死にたくないんですけど』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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