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- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582855982
作品紹介・あらすじ
天明三年、みちのくを目指し旅に出た菅江真澄は、行く先々で丹念な日記をつけ、村に生きる人々の生活や民俗行事を事細かに写し取った。厖大な記録からなる人間賛歌の誕生から二百年、その足跡を辿るべく、詩人がふたたび旅に出る。見て、聴いて、歩く。そして書き、描く-。真澄が体験した世界がいま、甦る。
感想・レビュー・書評
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こうの史代「ぼおるぺん古事記」Web版より。
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江戸時代の本草家で旅人。今で言う文化人類学者のような人の旅の記録が、この10年くらい注目を集めてる。加えて、この人、旅の途中で当時の三陸の大飢餓に遭遇、人が人を食べるといった悲惨な話も直面。一面、白骨の散らばるような土地も歩き、今の三陸海岸の惨状を江戸時代に既に体験、その生々しさを追体験しようとする紀行。
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