- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582859164
作品紹介・あらすじ
7月に新作『天気の子』が公開される。『君の名は。』『言の葉の庭』『秒速』などの作品の舞台となった土地を訪ねる。さらに人柄や風景がどのように作品に反映されたかを分析。
感想・レビュー・書評
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新海誠は「ほしのこえ」が出た時から注目していて、すべての作品を見ていたので、この本のタイトルをみて興味を持った。
彼の作品は暗く停滞した世界を映像美て澱ませない作品がほとどだったが、「君の名は。」「天気の子」と、希望の未来とハッーピエンドを用意してくれるように変化した。
この本は聖地と思われる地への旅に、新海の思い、テクニックなどを推測したもので、さくさくと楽しく読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019年9月27日読了。「天気の子」公開直前、新海誠デビュー作「ほしのこえ」から聖地巡礼の観点に着目し、著者が作品の舞台となった各地をめぐりつつ新海作品の独自性およびその変遷について論じた本。彼の作品は一通り見ているが、美術の緻密さ・構図の大胆さなどは自分的にはあまり印象に残っていない、もう一度見直してみようか…。新海誠は実際の風景をそのままアニメに写し取るのではなく、彼独自のフィルターを通して魅力的な背景を作り上げているのだ、という説は実際にその場所に行った人の意見だけになるほどと思うが、作品のテーマや舞台、作風の分析などは薄く踏み込み不足に感じる。新書だから仕方ないか…。新海誠は宮崎駿のような存在に、なれるのかねえ。
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新海誠作品に縁のある場所を訪れる。
旅行記よりも作品に関する考察の方が多い。
「天気の子」公開前までなので、「すずめの戸締り」が公開された現在の段階の話も読みたい。
ただ、「ほしのこえ」の解釈が私は違った。 -
芸術情報学部 お薦め電子ブック
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000079573
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君の名は。公開から随分経って東日本大震災との関連に言及した新海,映画は生き残った人々,震災の現実を背負ってその後の主人公を描くことを避けたのか?
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745519