定年後に見たい映画130本 (1006;1006) (平凡社新書 1006)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 97
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582860061

作品紹介・あらすじ

単純に面白いと思ったものから、感動した、しんみりした、考えさせられた、勇気づけられた、心を動かされた、などを中心に、定年後世代となった著者が130本のお薦め映画を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 自分にも近付きつつある定年後。見たい映画も増えて定年が待ち遠しくなりました。
    しかし、定年を待たずに映画を見る機会を増やしていきたいです。

  • 独断と偏見に満ちていてとても楽しく読めた。自分と意見が異なっても、新たな視点を持つことができた、と解釈している。懐かしい作品もあったり逆に抜けてるのもあり、ツッコミどころも満載だった。

  • おススメ映画を教えてくれる本は多いが、そこで紹介されるマニアックな映画だったり、旧い映画ばかりだったりすることがある。また、新しい作品でもどこが面白いのかわからない名作(?)を紹介するような本も多い。映画評論家の本はそんなものが多い。だが、この本は、「そうそう、この映画は面白かった!」というような作品が集められていて、一般人の評価に近く信じられる。まだまだ見ていない作品が多いが、それだけ、これからの楽しみがあるということ。うれしい!

  • 自由な時間が比較的多く取れる定年後の趣味には、手っ取り早く気軽に楽しめる映画はお薦めである。著者が若い頃は、映画は娯楽であると同時に教養でもあったので、義務であるかのように名画・名作の類もたくさん見たという。でも今は、?見るんだったらおもしろいのが一番?だ。人間ドラマからアクション&ミステリー、老年映画まで、かつての名画・名作も少しだけ織り交ぜつつ、定年後世代の著者が130作品を紹介する!

    観たことがあるのは22本。これから観たい作品がたくさん見つかった。

  • 定年後に見たい映画130本
    第1章 人間ドラマは映画の王道
     映画を見る理由
      1『摩天楼を夢みて』
      2『アメリカン・ビューティー』
      3『カンパニー・メン』
      4『ファミリー・ツリー』
      5『ジャージー・ボーイズ』
      6『TED』
      7『追いつめられて』
      8『オーケストラ!』
      9『ニューオーリンズ・トライアル』
      10『ライフ』
      11『アルゴ』
      12『イントゥ・ザ・ワイルド』
      13『バートン・フィンク』
      14『イエスタデイ』
      その他のおススメ映画
     第2章 なんでもできる人間ドラマ
      ドラマとは「動く」こと
      15『ベン・ハー』
      16『アルジェの戦い』
      17『シービスケット』
      18『サイダーハウス・ルール』
      19『ターミナル』
      20『チェンジリング』
      21『ザ・ハリケーン』
      22『ニュー・シネマ・パラダイス』
      23『女神の見えざる手』
      24『セッション』
      25『ラスト・サムライ』
      26『ドリーム』
      27『ライト・スタッフ』
      28『ブレイブハート』
      29『JFK』
      30『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
      31『フリーソロ』
      その他のおススメ映画
     第3章 映画は凡作だけど、個人的に好きだ
      パラパラ炒飯よりシットリ炒飯
      32『あゝ江田島』
      33『エレキの若大将』
      34『キック・アス』
      35『エルビス・オン・ステージ』
      36『燃えよドラゴン』
      その他のおススメ映画
      【コラム1】 役者で映画を見ることはない
     第4章 わたしの一番好きなアクション&ミステリー映画
      全ジャンルのなかで一番好きなアクションとミステリー
      37『アンタッチャブル』
      38『ボディガード』
      39『キングスマン』
      40『トレーニングデイ』
      41『タクシードライバー』
      42『ダイ・ハード』
      43『ブリット』
      44『スピード』
      45『ザ・ロック』
      46『レオン』
      47『欲望のバージニア』
      48『パルプ・フィクション』
      49『ザ・シークレットマン』
      50『グッドフェローズ』
      51『ミザリー』
      52『デトロイト』
      53『ノーカントリー』
      54『96時間』
      55『真実の行方』
      56『ファーゴ』
      57『暗数殺人』
      その他のおススメ映画
      【コラム2】 字幕で見るか、吹き替えで見るか
     第5章 日本映画の光と影
      日本の男はだれでもちょんまげが似合う
      58『用心棒』
      59『椿三十郎』
      60『上意討ち 拝領妻始末』
      61『たそがれ清兵衛』
      62『蟬しぐれ』
      63『最後の忠臣蔵』
      64『殿、利息でござる!』
      【コラム3】 日本映画にはほんとうの役者がいなくなった
      65『無法松の一生』
      66『秋刀魚の味』
      67『砂の器』
      68『冬の華』
      69『異人たちとの夏』
      70『キッズ・リターン』
      71『Shall we ダンス?』
      72『はやぶさ HAYABUSA』
      73『泣き虫しょったんの奇跡』
      その他のおススメ映画
     第6章 社会派映画はリアルさが命
      社会派映画は韓国が一番
      74『弁護人』
      75『1987、ある闘いの真実』
      76『光州5・18』
      77『ミシシッピー・バーニング』
      78『ブラック・クランズマン』
      79『Z』
      80『顔のないヒトラーたち』
      81『不都合な真実』
      82『オフィシャル・シークレット』
      83『コリーニ事件』
      その他のおススメ映画
     第7章 スポーツ映画があまりヒットしない理由
      なぜ人は、あまりスポーツ映画を見ないのか
      84『ロッキー 特別編』
      85『フィールド・オブ・ドリームス』
      86『マネーボール』
      87『エニイ・ギブン・サンデー』
      88『しあわせの隠れ場所』
      89『コンカッション』
      90『タイタンズを忘れない』
      91『コーチ・カーター』
      92『炎のランナー』
      その他のおススメ映画
      【コラム4】 映画で英語を勉強するのは上級者になってから
     第8章 人間の業と戦争映画
      戦争は、人間がするもっとも愚かな異常行動
      93『レッド・オクトーバーを追え!』
      94『ア・フュー・グッドメン』
      95『ブラックホーク・ダウン』
      96『トラ・トラ・トラ!』
      97『プラトーン』
      98『太陽の帝国』
      99『イングロリアス・バスターズ』
      100『フルメタル・ジャケット』
      101『ホテル・ルワンダ』
      102『ハート・ロッカー』
      103『カジュアリティーズ』
      104『アメリカン・スナイパー』
      105『プライベート・ライアン』
      106『アルキメデスの大戦』
      その他のおススメ映画
     第9章 定年・老年映画が心に沁みる
      とりあえず「定年・老年」でまとめてはみたが
      107『アバウト・シュミット』
      108『わたしは、ダニエル・ブレイク』
      109『ジョー・ブラックをよろしく』
      110『クレイジー・ハート』
      111『グラン・トリノ』
      【コラム5】 映画だけを見るか、勉強が必要か
      112『日の名残り』
      113『世界最速のインディアン』
      114『最高の人生のはじめ方』
      115『ストレイト・ストーリー』
      その他のおススメ映画
     第10章 これは傑作だ! わたしのベスト15
      北野武が選ぶベスト10
      116『七人の侍』
      117『切腹』
      118『逃亡地帯』
      119『夜の大捜査線』
      120『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』
      121『カリートの道』
      122『アポロ13』
      123『ブラス!』
      124『グリーンマイル』
      125『リトル・ダンサー』
      126『アトランティスのこころ』
      127『冒険者たち』
      128『ワールド・オブ・ライズ』
      129『ジャンゴ 繫がれざる者』
      130『ラ・ラ・ランド』

  • 《目次》まえがき
    第1章 人間ドラマは映画の王道
    映画を見る理由
    第2章 なんでもできる人間ドラマ
    ドラマとは「動く」こと
    第3章 映画は凡作だけど、個人的に好きだ
    パラパラ炒飯よりシットリ炒飯
    第4章 わたしの一番好きなアクション&ミステリー映画
    全ジャンルのなかで一番好きなアクションとミステリー
    第5章 日本映画の光と影
    日本の男はだれでもちょんまげが似合う
    第6章 社会派映画はリアルさが命
    社会派映画は韓国が一番
    第7章 スポーツ映画があまりヒットしない理由
    なぜ人は、あまりスポーツ映画を見ないのか
    第8章 人間の業と戦争映画
    戦争は、人間がするもっとも愚かな異常行動
    第9章 定年・老年映画が心に沁みる
    とりあえず「定年・老年」でまとめてはみたが
    第10章 これは傑作だ!?わたしのベスト15
    北野武が選ぶベスト

  •  
    ── 勢古 浩爾《定年後に見たい映画130本 20220617 平凡社新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4582860060
     
    (20220623)
     

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著者プロフィール

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社したが2006年に退社、執筆活動に専念。「ふつうの人」の立場から「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で話題に。その後も『アマチュア論。』(ミシマ社)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)、『定年後のリアル』(草思社文庫)など著書多数。

「2017年 『ウソつきの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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