- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784583101477
感想・レビュー・書評
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昨季限りで引退したサッカー元日本代表の名波浩氏にスポーツライター増島みどり氏がインタビューする形式で、『週刊サッカーマガジン』誌に連載されていた記事を単行本化したもの。藤田俊哉選手(元サッカー日本代表、今季からJ2熊本)、山口素弘氏(元サッカー日本代表)、桜井和寿氏(Mr.Children)との対談も掲載されている。
子供の頃の話から最後のシーズンまで、磐田の黄金期、日本代表、海外移籍、怪我など、その折々で名波氏がどんなことを想い、考えてサッカーと向き合ってきたかが綴られている。
サッカーに関する論理的な話や面白いエピソードではなく、名波氏の感性に触れるという感じの内容で、名波氏が話している様子が思い浮かんでくるが、名波氏に興味がなかった人が読んでも面白くはないだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本代表でも活躍した10番、名波浩。ファンとしてこれは読んでおかないとと思い買いました。個人的にはやはり西や藤田、奥らと組んだあのほぼ最強だったジェピロ磐田時代の輝きが一番印象に残っているでしょうか。
勿論東京Vやセレッソでのベテランとしての働きも渋いものがあり、ベネツィアでの1年間も記憶に残っていますし、98年や00年時代の代表チームでの活躍も印象的。
この本での印象どころはやはり「左足へのこだわり」でしょうか。右足を使っていたら調子が悪いと思って良いという言葉は左足への強いこだわりが感じられます。またMr.Children櫻井と藤田俊哉との対談も魅力的ではありました。ただもう少し話のボリュームや内容も欲しかったかなと個人的には思っています。
司令塔としての動きは随一で左足から出るパスもまた綺麗にきまる。そんな姿は現役時代とても輝いていました。
そんなプレイヤー・名波浩を知れる一冊だと思います。 -
引退が間近に迫り、セレッソ・ヴェルディでの経験も経た中での名波の考えが分かる本。日韓W杯が見えていた(とはいえヴェネツィアを経ていた)前著とはトーンが異なる。
彼なりに現役としてやれたことへの自己評価が見えていて、このタイミングでの本も面白い。もう少しセレッソ・ヴェルディ時代の話も見てみたかったところだが。
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蔵書
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日本の左足と言えばやっぱり自分の中では名波。桜井さんや藤田、山口両選手との対談も含めものすごい考えさせられる本。サッカーを愛してる感、人生を愛してる感が半端ない。左利きなら読まなきゃダメ。
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日本人で一番「レジスタ」が似合う存在。タイトルがまたいい。
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紀ノ国屋書店 新宿店で、サイン付の本を見つけて購入。
左足の芸術家、名波の思いを綴ったサッカーマガジンの連載をまとめたもの。サッカー小僧だった名波らしい、人に対する暖かさを感じる本だった。サッカー本と言うよりも名波好きにとっては、欠かせない本。
足の膝の怪我さえなければ・・・。 -
名波さんの哲学、サッカーに対する愛情、ミスチル桜井さんとのアーティスト対談など盛りだくさんです。
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日韓ワールドカップに名波がいれば…。