- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584122464
感想・レビュー・書評
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中身がない
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「不機嫌な職場」の続編。職場の雰囲気をよくするためには、まず自分から率先して行動することが大事だが、その「自分」に焦点を当てている。
自分から発信することの大事さ、そして自分がよかれと思ってした行動が逆に結果的に「ありがた迷惑」にもなりうること、でも、考えてアクションをおこすほうが、何もしないよりはいいことなどなど。
自分が潰れる前に、相談できる相手に相談すること。今の時代、相談せずに自分で抱えるために潰れてしまう人が多い。(自分で解決しようとしてしまう)
大事なことは自分の中に「ぶれない軸」を持っていること。そして、やりたいことが明確な状態がのぞましい。
今の時代、幸せになりにくいと言われているが、昔に比べて選択肢が広すぎることも影響している。選んだことが自分にあっているかどうか、迷うことが多い。
自由であること=幸せとは限らない。 -
自分を大切にする。
スルーする力を持つ。 -
落ち込みすぎて藁にもすがりたい気分になったときに読むといい一冊。
事例は周りからの圧力(パワハラなど)で潰れそうになるパターンが多いので、それ以外の要因で潰れそうになっている方にはピンとこないかもだけど、潰れないように生きる術は知っておいて損はない。 -
ある人から勧められて読んでみた。
ビジネスマンとして「まっとうに」生きていると、組織というものにはありとあらゆる不条理が横溢していることに否が応でも気づかされる。
管理職の人間というのは必要に迫られない限り情報をディスクローズしないので、大半の不条理は不条理のままだが、人や場合によっては裏の事情を話してくれることもあり、まあ理解できなくも無いと思ってしまう。
しかしそれは個人対個人という枠組みで理解できるというだけの話であって、組織全体というスコープで見ると不条理なことに変わりはない。
ここで言っている不条理とは「資源の無駄遣い」とほぼ同義だ。無駄な仕事。無駄な仕組み。無駄なルールに無駄なポスト。社会はあらゆる無駄に満ちている。
自分はそういうものを看過できないし、腹が立つのですぐに正論を以て対峙してきた。相手は組織の責任者とか現場の担当者だったりする訳だが、彼らにはそもそもそれが問題だと思っていないので、議論は噛み合わず虚しさだけが残る。
こっちは組織全体の最適化を志向しているのに対し、相手は自分個人の領分や既得権益しか見えていないので、話が一向に進まないのは当然といえば当然の話だ。
この本で語られている「組織の力学」という言葉はまさにそういうことだと思う。つまり個人の都合をベースとして生きている人間の集合体には、組織という名前は付けられるが実体は曖昧だ。曖昧さに戦いを挑んでも誰も勝つことはできず、潰される。
だから無駄な戦いは避けて、不条理な組織の力学に染まっていない自分を褒め、自分を守りなさいという筆者のメッセージは非常に参考になった。 -
『不機嫌な職場』で一山当てた著者が、今度は不機嫌にならざるを得ない人を対象に書いた一冊。
「自分が潰れないためにどうすればよいか」という、処世術ではなくセルフコントロールについて書いてあるので、むしろ前作よりも参考になるかと。 -
・潰れないようにするためには、思考を止めず、自分の感情と向き合う。自分の感情に語りかけ、自分の感情を良い方向に変えることができれば、自分を守ることができる。
1. 感じる力を取り戻す。(五感を開放し、非日常体験を増やす)
2. 自分の感情と対話する。
3. ちょっと良い自分作り。
4. 自分の感情を周囲に伝え、周囲と共感する。 -
主に職場の環境や周囲の人達との関わり合いが原因で、心労でダウンすることがないようにする為の「考え方、姿勢」を提案している内容です。
著者の前作「不機嫌な職場」で潰れないためのアンサーブック的な位置づけです。
基本的には、自分を客観視し肯定することで潰れないようになれるといった内容です。
潰れる人の現状、潰れない人との違い、潰れる原因、対処法などがわかりやすく書かれていまが、あくまでビジネスパーソン向けの内容です。
対処法については、心構えなどはわかるのですが、具体的に何をやれば良いかはあまり詳しく書かれていません。
そういった方法論を知りたい方は、「認知行動療法」の本などを参照するとよいと思います。 -
仕事に疲れた時に読み返している。
「自分を追いつめているのは自分自身であって、周囲の特定の他者が直接の原因ではない」ーそのように発想転換ができると、解決策も意外に見えてくるものです。
そのためには、自分にもっと優しく、温かく接してみる。そしてリラックスし、自分の感情を解放していくことが大切になります。