- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584122754
作品紹介・あらすじ
本書では、「どうすれば幸福になれるか」ということについて、アドラー心理学に基づいて考えてみます。それはある意味、非常にシンプルな話になるはずです。けれども、「どうしたら幸福になれるのか」、「人は何のために生きているのか」という問いには、自動販売機から飲み物が出てくるように簡単に答えることができないというのも本当です。こんな時にはこうするというような簡便なマニュアルのようなものも作れません。しかし、どんなふうに生きればいいのかという一つの指針をはっきりと示すことはできると考えています。アドラーとの出会いが幸福の扉を開くことになるでしょう。
感想・レビュー・書評
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今日読了。「嫌われる勇気」の方は読むまでに時間がかかると思われたので、こちらから。
途中、休み休み読んだのと、内容が深いので全体をわかった〜‼という感じではない。(文章自体は平易で著者の優しさが伝わってくる感じなので本が読めないという訳ではない。むしろ読みやすく書いてあると思う)
それをでも、私がこの本の中で一番印象に残ったのが「自分の事を周りがすべてお膳立てしてくれると思っている甘やかされた子供のような考え」(私の意訳なので原文ママではないです)という部分。頭をガツンと叩かれたような衝撃。大人になるって色々な定義があるけれど(例えば自分で稼げるとか、結婚とか)本当はココなのかなと感じた。子供の頃は主に親をはじめとする大人に便宜を計らってもらって生きていける。だけど、大人になったら自分で出来る事はする。出来なかったり助けてもらいたかったりする事は自分できちんと伝える(それで助けてもらえるかはまた別)。そして自分も助けを求められたら自分の出来る範囲で手助けする。それが人間関係の中で生きるっていう事なのかとこの歳にしてやっと考えた。
この本の主旨とは、違うかもしれないけれどこういった事を考えた本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「行動」の次元で他人から承認されることは必要ではないが、他人との関係の中に生きている限り、「存在」の次元では誰かから承認されている。
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アドラー心理学の基礎をわかりやすく解説した本。
でも、著者の解釈が入り交じり、わかったようなわからないような・・・という感じ。
アドラー心理学を学ぶ際の導入にはいいかも。 -
人に嫌われたり、どう思われるかばかり気にして人付き合いが面倒くさくなってしまったけど、snsでみんなが楽しげに遊んでる写真を見る度に私もそこに混ざりたいのに…なんでまともに人間関係も築けないんだ…って。悲しくなって。
ずっと自分がまともじゃないから、過去が悪いって思って楽しげな人を憎んだりしてたけど、この本を見て頑張ろうって思えました!
難しくて全部は理解出来てないけど、なんとなく前向きになれました! -
精神分析の祖とされるフロイト、その高弟、アドラー。
彼の哲学を具体的に使い、対人関係を乗り越えていこう、とするアドバイスの本です。他人を敵とみなさない、共同体へ所属感が幸福度を高める、自分のライフスタイルを変え、感情を変えていく、などです。 -
2017129
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最近流行りらしいアドラー心理学(人間を二元論などではなく、全体的な個としてとらえる個人心理学)についての本
思い悩むことのない人(僕)は読まなくてよいと思いました -
アドラー心理学入門と嫌われる勇気を読んでいたので、この本についてはさらに新しいことは特段なかった。
文章がやはり上手ではない気がする。