日本人はなぜ、「薬」を飲み過ぎるのか?

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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136249

作品紹介・あらすじ

処方薬〜医薬業界の危険度+ムダ。医者よりも「薬」に詳しい薬剤師が、見てきた医薬の真実!世界一、薬を飲むといわれる日本人のための「薬・新常識」。

感想・レビュー・書評

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  • 薬の需要は、病気になった人の数ではなく、製薬業界と医師たちが作っていると言っても過言ではないそうです。勝手にストライクゾーンを拡大(肩の高さから足首まで)して、健常者に病人のレッテルを貼っているとか。日本人は薬を信頼し過ぎ、日本の医療は治外法権で、医師の「足し算処方」、精神科の薬の山盛り処方には特に注意し、選薬を強くすすめていらっしゃいます。①厚労省、製薬会社、医師に食いものにされている日本人②降圧剤、抗がん剤、認知症の薬は問題あり③10剤以上の薬漬けになっている高齢者→薬に頼らない生活(自然治癒力)を!

  • 医者よりも「薬」に詳しい薬剤師が、見てきた医薬の真実ということで、日本の薬を取り巻く理不尽な現実を赤裸々に開示する。
    多剤処方、割高なジェネリック、行政製薬会社医者のトライアングル、降圧剤・抗がん剤・認知症薬等の問題点等、目を覆いたくなる問題の数々を前に、自然治癒力の大切さも示唆する。

  • 人間ドックで成人病のレッテルを貼られ、御多聞にもれず多剤の薬を処方され、また、健康のためとサプリをのみ、ワクチンの予防接種や抗菌グッズを良かれと思う意識にストップがかけられた。
    高血圧など、要治療のハードルが下げられている病気は、薬に頼るよりも、免疫を頼りに、運動や食事などの生活面の取り組みを優先すべきこと。多剤服用の副作用はコントロールしきれていないこと。総合薬は、効果のある成分以外の効かず副作用のある成分を多く含む薬であること。風邪での抗生物質投与は効果少なく耐性菌をつくるものであること。マスクや消毒は、免疫力を低下させるものであること。抗精神薬の危険性など、定期的に通院しながら継続して多剤の薬を処方されている自分にとっては、どうすればよいのだろうと悩みを抱えてしまう内容だった。
    この本の内容も鵜呑みにすることなく、かかりつけの医師や薬剤師にまずは相談してみたいと思った。
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著者プロフィール

明治薬科大卒。一般社団法人国際感食協会理事、薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)、NPO法人統合医学健康増進会理事。医療の現場に身を置きながら薬漬けの治療法に疑問を感じ「薬を使わない薬剤師」をめざす。

「2023年 『「第三の脂肪」撃退!糖尿病を不治の病にしない最強の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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