語れ!平成仮面ライダー (ベストムックシリーズ・32)

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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584205327

感想・レビュー・書評

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  • 『クウガ』から、刊行当時オンエア中だった『鎧武』途中まで。全ページ写真ありで、プロデューサーや脚本家のインタビューもある。ファンムックとしては及第点でしょう。

    いずれ、『ジオウ』までを包括した完全版のムックが読みたいね。

  • 仮面ライダー好きにはたまらない本です!
    平成ライダー好き集まれ!

  • 平成ライダーだけでなく

  • 「語れ!」シリーズの平成ライダー版。平成ライダー15周年に合わせ、仮面ライダー全体ではなく、平成ライダーだけを切り出して取り上げる本は少ないので、その点をまずは評価したい。

    内容としては、基本的には平成15作品の特集記事が中心となる。それぞれの作品に最低見開き1ページを割いて解説し、多くの作品にはそこに関連して関係者のインタビューなどの記事を掲載する形である。特筆すべきはそのインタビュー相手の多様さだろう。長年プロデューサーを務めた白倉伸一郎氏や現在放映中の「鎧武」のプロデューサーである武部直美氏はもちろん、平成ライダーファンならよく知るだろう脚本家・井上敏樹氏や小林靖子氏などのスタッフ陣営に加え、「W」の記事にはプロデューサーの塚田英明氏と主演・桐山漣氏の対談というひねりを加えたり、ヒロインを演じた女優へのインタビューなどもあり、読後の満足感は非常に高かった。

    インタビューや特集記事が作品により量が偏ってしまう点は気になりはするものの、各作品の魅力の解説はしっかり良い面を捉えており、よく見ているファンが書いたような良さがあるので不満も少ない。

    一方で、表紙でアピールしている「平成ライダー美女図鑑」や「ライバルライダー列伝」、またその他小コーナーについては、ほとんどが写真や事実を述べる文が占めており、「語れ!」としては今一歩踏み込んで欲しかった感が大きい。あらゆるコーナーについてインタビューや、それが不可能でも何らかの「語り」があればより満足できる一冊だったと思える。

    その点から考えるに、「平成怪人超図鑑」のコーナーで怪人考察ユニットチェーンソー兄弟なる二人がデザイナーの癖も踏まえながら平成怪人のデザインについて愛を感じる語りを行っているのは非常に魅力的であった。平成怪人の「スカル(=髑髏)」デザインの多さに気が付かされたことは、今後観察するにも見返すにも役に立ち、非常に興味深い。こういう語りが他のコーナーであれば最高だったので、出来ることならファンはこの一冊を片手に、ライダーファン同士で独自に語りたいところだ。

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