東京魔人学園双妖変―双龍変〈巻之弐〉プレリュード文庫

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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584381175

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  • ようやく風祭兄弟と神楽がつるんでいるシーンが増えてきた印象。この3人は『剣風帖』の真神5人組くらい一緒にいるものかと思っていたので。
    だから第参話で龍弥と神楽の恋愛を危惧するのは唐突に感じていた。龍弥が赤面したのは、単に女子に不慣れだったのでは…。それを葛原は恋愛だと誤解したのでは…。

    想像していた以上に龍紀は短気でキレやすい。一人称だと思考がわかるからまだ気にならないが、他の人視点だと「ちょっと嫌な奴」という印象になってしまう。

    これは前巻でも思ったけど、外法で《力》を得た者たちによる被害者で、助かる描写のない人はどうなったのか描かれないのでモヤモヤする。たとえば第六話でまどかと礼子の傷は治したけど、神隠しにあってしゃべれない人はどうなったのか。
    第五話でも、穂村は九桐によって修復されたけど、風祭兄弟が救急車を呼んでからはどうなったのか。「怪我人なんていないじゃないか」と怒られたりしなかったのか。
    第七話の《食事シーン》に遭遇してショック死した人は救済対象外なのか? 古賀に至っては外法に関する記憶は消されたものの被害者はそのままなので、何もわからないまま警察行きになるというのはどうなんだろう。

    エロ描写が減ったぶんグロ描写が増えた。

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